こんなことがありました。

211校長室の独白(告白)

私、告白されました。

衝撃的な出だしで驚かせましたね。
順を追って説明します。
連日、校内水泳記録会を実施中です。
最終日、高学年の記録会は
町校長会とバッティングしちゃいました。
なので、記録会直前の
最後の水泳練習を見に行ったんです。
エントリー順に泳ぐとなった時に
一人の6年男児が、側に寄って来ました。

「校長先生、俺、5mも行かねぇ。」

神妙な面持ちで、ポツリと。
その瞬間、何か、グッときたんですよ。
「大丈夫だ。頑張れ。」
適切な言葉が見つからなかった。

 

 

 

 

 

 

彼の「トライ」を見届けようと、
近くに行きました。
記録は、5m80cm
やった。5m超えたじゃないか!
驚き、喜び、安堵が入り混じった顔だ。
「超えたな。立派な記録だよ。
 本番は6m行けよ。期待してるぞ。」
耳元で、エールを送りました。

 

 

 

 

 

 

 

誰にでも、得手、不得手があります。
泳げなくたって、恥じることはない。
この場で言いたいのは、
自分の弱さに正面から向き合い、
きっちりと伝えてきた(心の)強さ
そこに、敬意を表したいなぁ、と。
この手のエピは、浪花節気質の自分には
どストライクなんですよね~。

明日が記録会本番なので、
何が何でも、今日、発信!と(笑)
彼に限らず、
高学年全員の挑戦を応援しています。
健闘を祈る。