287校長室の独白(決めるのは、自分)
持久走記録会の練習をする高学年
2回に分けて発走する様子だ。
1回目の女子のスタート位置に近付き、
「これは、何のグループ?」と問うと、
少し、自虐的な言い回しで、
誰かが「遅い、チームです。」と言った。
指導者側が等質グループをつくって、
効率的に練習をする配慮なのであって、
自分たちを卑下することは、全くない。
そう思う。
明日の本番に向けて、
胸に秘めたる目標は一人一人違う。
何も、上位に食い込んだり、
自己ベストを出したりすることだけが
素晴らしいことではない。
(当然、それにも優れた価値はある。)
私が言いたいのは、
よりリアルな、プチ目標でもいいこと。
「●●にだけは、絶対に負けねぇ。」
「今日は、一度も歩かないぞ。」
「校庭トラックだけは、全力で走る。」
「ラストスパート、本気でトライする。」
「お家の人の前は、頑張る・・・。」
そんな感じも、「あり」だと思う。
要は、頑張った自分があれば、いい。
それを決めるのは、やはり自分だしね。
ってな、オリジナルな「ドラマ」が
全員に生じて、完結すればいいなぁ。
多分、きっと、あるんだよな~。
そこに気付く、教員でありたいと思う。
拙稿をご覧の保護者の皆さんも、
褒めポイントは、そこっ! っすよ。
では、では。