こんなことがありました。

111校長室の独白(主体性)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「主体的な学び」について考える。

主体的云々と、様々に捉えられますが、
自分の学びを「気にかける」こと。
それも、ひとつの形かな、と思います。

主体的であればあるほど、
自分の学びの不十分なことに気付き、
「何とかしたい」と
考えるのではないでしょうか。
ちょっとしたことなんですけど、ね。

二人、紹介します。
一人目は、5年生のKSさん。
書写の時間に、「かご書き」をした。
(文字の輪郭が書いてある練習用紙)
その後、自分の「試筆」をした。
私が目撃したのは、その後のこと。
その2枚を丁寧に見つめて、
一画ごとに検討してるんですよ。
それも、じっくりと。
えらいな~と、自然に思いました。

二人目は、1年生KSさん。
(イニシャル一緒は、奇遇だね!)
算数科の自力解決の時間です。
できた人には、担任が順番に回って
マルを付けていきました。
彼のところを担任が通過の際は、
まだ、自力解決中だったのです。

 

 

 

 

 

 

 

「できた!」
そのタイミングで、
担任が全体に指示をしたところ、
彼が、自ら動いたんです。
「せんせ~。」(と発声し)
「ボク、まだマルもらってないです。」
アピールできるのが、すごいね~。

目の付けどころが、
細かくて、かつマニアックですが(笑)
そこには、確かに
主体性が存在してるんですよ。