643校長室の独白(同僚)
ある日の夕方。1年2組教室です。
時間に都合のつく教職員が集まって、
何やら始まります。
明日、担任のH教諭が
研究授業(算数科)を行います。
その「模擬授業」を実施するようです。
「模擬」ですから、
先生たちが子どもになり切ります。
反応を予想しながら。
「はい!」
「私は・・・。」
「ぼくのやり方は、こうだな。」
「へぇ~。ぼくのは、ちょっと違う。」
やるべきことが錯綜して多忙なのですが、
初任者H教諭のために尽力する。
その模擬授業の隣りの教室では、
同日に研究授業(国語科)の予定である
2年1組担任のJ教諭が、
板書「計画」を試し書きしていました。
そこへ、同学年のN教諭が駆けつけ、
授業について話をする。
これこそが、「同僚」ですよ。
校長が自画自賛(笑)する組織です。
なので、
【急募】【求人】【緊急告知】等の
「成果」を強く願います。
「人」(補充)が、来てほしいんですよ。
何とかなりませんか?
文体は見たとおり軽めなんですが、
事態は深刻なのです。