こんなことがありました。

153校長室の独白(継ぐ者)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

福島県社会教育課の事業のひとつである、
「ふくしまを十七字で奏でよう
 絆ふれあい支援事業」のコンテンツ
『語り部から聞く震災』を実施しました。

講師は、
富岡町3・11を語る会 渡辺 好 氏

 

 

 

 

 

 

 

 

物を失っても、身体が健康であれば、
いつか取り戻せることもある。
でも、
見えないけれども「心のつながり」が
なくなるのは耐えられない・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

氏から語られる「生の声」は、
書籍や映像とは、また違った影響力を
学習者である6年生児童に与えました。
「刺さった」という表現が相応しいか。

 

 

 

 

 

 

 

 

「帰還困難区域」や「バリケード」
近未来の出来事でもなく、
海外の某国での話でもない。

6年生にとっては、
自分たちが生まれる「前」のことだが
この福島県で起きたことであり、
そして、現在進行形の実態なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

震災経験の有無に限らず、
福島県で生まれ、生活する者には、
「継ぐ」という宿命があるように思う。
今日の学びを経験した子どもたち。
その表情や様子から、
幾分かの期待感を抱く自分がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その第一歩として、帰宅後、
お家の人に、語った・・・かな?