こんなことがありました。

171校長室の独白(ならぬことはならぬ)

専門家の話は、教育効果を生む。
今回も、「外的な教育資源」から
恩恵を受けた事例を紹介します。
(毎度の「時を戻そう」ネタ、です。)

「いじめ防止出前授業」
福島県弁護士会が展開する事業のひとつ。
白河地区所属の弁護士さん2名が来校し、
5年生対象に授業を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1組は、宮本雅司氏が受け持ちです。
子どもらの意見を効果的に取り上げます。
「いじめられる側にも、原因がある」
この考えに揺れ動いた子どもたちの頭を
見事に、打ち砕いてくれました。
この論理が成立すると、
いじめの連鎖は止められない・・・。
「いじめる側が、必ず悪い。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2組の授業者は、穗積 学氏です。
いじめは、人権どころか
最終的に命をも奪うおそれがある。
厳しい現実を子どもたちに提示します。
「心のコップ」の話が印象的でした。
相手のコップの「中身」はわからない。
(どの程度で、あふれてしまうのか。)
ましてや、自分のモノも把握できない。
そこに、いじめの危険性が潜んでいる。

 

 

 

 

 

 

いかなる理由があろうとも、
いじめは、絶対に許されない。
それを強化するきっかけとなりました。