こんなことがありました。

273校長室の独白(後悔)

「花育」の花材である塙町産のダリア
その花々を眺めていると、
悔やむ出来事が脳裏によみがえってきた。
話は、8月下旬に戻る。

「ダリアづくりコンテスト」の件
「例年、3年生が栽培するんだ。」など、
校内で完結する認識止まりの自分がいた。
突如、「コンテスト?」「審査会?」
正直・・・物凄く、驚いた。
その開催通知が来た時には、既に遅し。
栽培を学年に任せっきりはまずかった。
外部の専門家等との接点もつくれたか?
自分の情報収集にも、落ち度があったな。
等々、ひとり悶々としていた。

「あ~、なんで咲かないんだろっ!」
審査会当日、ある女児の言葉を耳にして、
かわいそうなことをしたなぁと思った。

学校現場での教育活動において、
「子どもに恥をかかせない」
常々、自分に言い聞かせてきた。
それは担任時代から。立場が変わっても。
誤解のないように補足するが、
「手つなぎゴール」的な発想ではない。
「恥をかかせない=不安を抱かせない」
そんな感じ、か。
当日までのメンタルに関わる部分だ。
準備万端にして、自信をもって
様々なスタートラインに立たせること。
それなら、たとえ結果が
勝ち・負け、成功・失敗 いずれでも
自分で納得して受け入れられるはず。

過日、ぴったりな表現に出合った。
ラグビー日本代表リーチ マイケル選手
アルゼンチンとの試合後のコメントだ。
「全力を尽くした。準備も良かった。」
(だから、自信をもって臨めたんだ。)
しかし、
「相手が強かった。それがラグビー。」
(結果もきっちりと受け入れている。)
素晴らしいと感じた。

明日の「学習成果発表会」に関しても、
「恥をかかせない」が保障されてきた。
校長として、そう願いたい。
職員会等では共通理解を図ったが、
あまり強く言うと、圧になるので(笑)

ふ~。ここまで読み返すと長い。
「昭和」気質は、仕方ないなぁ。