こんなことがありました。

3.11 全校集会

   

  

 東日本大震災から10年が経ちました。学校では集会を開き、この東日本大震災のこと、防災に関すること等について考えました。4年生以上の子どもたちが経験している震災ですが、ほとんどの児童が当時のことは記憶していません。この震災のことは、福島県に住む私たちにとって、決して風化させてはならず、復興を進めていくためにも語り継がなければならないと考えています。今日の集会では、当時の様子や経験したことを語り、これからどのようにしていくことが大切なのか、3つにまとめて伝えました。

①「あたりまえの生活」に感謝

 帰る家があって、家族がいて、お風呂に入れて、お布団で眠れて…。震災は、このあたりまえの生活ができない生活。このあたりまえの生活に感謝すること。

②周りの人と助け合い、支え合って生活することの大切さ

 震災時は、みんなが助かるために、自分勝手なわがままな考えは捨てて、お互いを思いやり、全員で助け合おうとしたからこそ、立ち上がってこれたこと。

③生き抜く。そして、ふるさと「福島」を伝える

 自分の命は自分で守ること。震災にあったら、どのように行動するのか、そのために、もう一度「備え」について確認すること。そして、一人一人が福島を知り、言葉で伝えていくこと。

 そして、2時46分。黙祷を捧げました。

  震災を振り返り、未来のこと、防災のこと、命の尊さや相互扶助等について、ご家庭でもぜひ話し合われてみてください。今のコロナ禍の生活に重ね合わせることもできるかと思います。