こんなことがありました。

3.11を考える(震災関連道徳科授業)

 

 

 

 

 

 東日本大震災から12年が経とうとしています。学校では、今日を全学年において震災関連道徳授業日とし、この東日本大震災のこと、防災に関すること等について考えました。この震災のことは、福島県に住む私たちにとって、決して風化させてはならず、復興を進めていくためにも語り継がなければならないと考えています。今日、当時の様子や経験したことを伝え、これからどのようにしていくことが大切なのかを考え、防災意識を高めてほしいと思います。また、世界では国同士の争いで苦しんでいる人がたくさんいる現実から、戦争と平和についても考えてほしいと思います。

①「あたりまえの生活」に感謝。

 帰る家があって、家族がいて、お風呂に入れて、おいしいご飯が食べられて、お布団で眠れて、友だちと遊べて、学校に来ることができて…。震災は、このあたりまえの生活ができない生活。今世界の国では、これができない国もある現実。このあたりまえの生活に感謝すること。

 ②周りの人と助け合い、支え合って生活することの大切さ。

 震災時は、みんなが助かるために、自分勝手なわがままな考えは捨てて、お互いを思いやり、全員で助け合おうとしたからこそ、立ち上がってこれたこと。みんなで思いやりを持って支え合って生きていくこと。

 ③生き抜く。そして、ふるさと「福島」を伝える。

 自分の命は自分で守ること。震災等にあったら、どのように行動するのか、そのために、もう一度「備え」について確認、防災意識を高めること。そして、一人一人が福島を知り、それを言葉で伝え、「ふくしまプライド」をつないでいくこと。

  震災を振り返り、未来のこと、防災のこと、平和のこと、命の尊さや相互扶助等について、ご家庭でもぜひ話し合われてみてください。