こんなことがありました。

塩酸に溶かした金属はどうなる

6年生の理科で、塩酸に溶かした金属をどのようなものになるのか実験しました。

まずは、塩酸に溶かした鉄を取り出すために、蒸発させました。

出てきたのは、『少し赤みがかった粉』のようなものでした。

子どもたちは、それを見て、「なんか色が変わった」「すこし鉄臭いにおいがする」など気づきました。

そして、『これがもとの鉄ならば磁石につくはず』

そんな思いで、この粉を磁石につけてみました。

 

すると、まったく磁石につかず、あれ?

『この粉が鉄ではなくなってしまったのか?』

それを確かめるために、もう一度塩酸にとけるかどうか試してみました。

『これがもとの鉄ならば溶けるはず。』

しかし、まったく溶けない!

この結果から、塩酸にとけた鉄は、別なものに変わってしまったことが分かりました。

塩酸に溶かしたアルミニウムも同じように実験してみました。

すると、やっぱり、アルミニウムも同じような結果となりました。

このことから、塩酸に溶かした金属は別なものになったことが分かりました。

実験を通して、様々なことに気づき、学ぶことができていました。