JRC加盟登録式
2025年4月14日 11時16分4月14日(月)、業間にJRC加盟登録式を行いました。
JRCとは何のこと?と思われる方も決して少なくはないと思うのでご説明します。
JRCは、Junior Red Crossの頭文字をとったもので、日本語に直すと「青少年赤十字」となります。赤十字はご存じですよね。病院などで目にすることがあります。ただし、本来赤十字のマークは、戦争や紛争の際に、医療に従事する人、施設、車両、資材等を保護するために用いられるものです。病院などに赤十字があるのは医療機関であることを示す目的で使用されています。赤十字社は1863年、まだヨーロッパで戦争が激しかった頃、戦闘中のけがで苦しむ人を、敵味方関係なく救う目的でつくられました。創設者はアンリー・デュナン。名前くらいは聞いたことがあるでしょうか。本部はスイスのジュネーブにあります。
青少年赤十字は、赤十字の多岐にわたる活動の中の一つで、(別に小中学生に医療活動に従事せよと言っているわけではなく)世界の平和と人類の幸せのために、進んで奉仕したり、世界中の人々と仲良くできたりする人材を育てようという目的で行われています。そのために「健康教育」「奉仕の精神の発揚」「国際理解教育」の3つを活動の柱にしています。さらにそれらの活動に取り組む上で「自立心」や「自律性」、さらに「主体性」をはぐくむ教育を重視しています。
日本赤十字社では、各学校において人格形成をする上で、この青少年赤十字活動を積極的に取り入れるよう促しており、福島県下ではほぼ100%の小・中学校が加盟登録しています。
本校の子どもたちも、
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わたくしは、青少年赤十字の一員として、人として、郷土社会のため、国家と世界のため、尽くすことを誓います。 |
と、全員が誓いを立てました。誓ったからには、今年1年「健康・安全」「奉仕」「国際理解・親善」をがんばらなければなりませんよ。期待しています。