こんなことがありました。

　笹原小学校のロータリーの校舎とは反対側の植え込みにあるサルスベリ（百日紅・猿滑）の花が咲きました。サルスベリ（百日紅・猿滑）の名前は、百日の間、紅い花を咲かせることから由来しているそうです。「猿滑」とも書くとおり、幹がつるつるで、サルでも登りにくそうです。

　サルスベリの木は古くからある学校の校庭に必ずと言っていいくらいに植えられています。何か理由があるのかと思って調べてみましたが、これといった理由は見つけられませんでした。

　サルスベリが学校に植えられているのは、主にその観賞価値と丈夫さが理由ではないかと言われているそうです。長く咲き続ける花と、滑らかな樹皮が特徴で、校庭の景観を彩り、子どもたちの観察対象としても親しまれています。また、比較的丈夫で育てやすいため（手がかからないため）、学校環境に適していたのではないかと考えられます。サルスベリは神社仏閣の境内にもよく植えられていますが、おそらく同様の理由のためだと思われます。これといったトリビアはないようです。たいへん失礼いたしました。