交流宿泊学習 1日目
2025年9月4日 13時51分9月4日(木)、台風15号接近に伴いあいにくの雨の中でしたが、予定通り交流宿泊学習が実施されました。
笹原小の6年生は、予定通り13:30に学校を出発し、塙小より一足先に13:45には湯遊ランドに到着。みんなワクワクドキドキを隠せない様子でした。
塙小のみんなも14:00頃無事到着。
14:10、予定より早く開校式を始めました。塙小2名、笹原小1名の代表児童が、誓いの言葉を発表。「たくさん友達をつくりたい」「コミュニケーションを深めたい」などと、たいへんりっぱに伝えることができました。
14:40、活動1「仲間づくり」の開始です。講師を勤めてくださるのは、日本ボーイスカウト福島連盟リーダートレーナーの和合治幸さんです。 最初はじゃんけんゲーム。後出しじゃんけんで盛り上がりました。
続いてじゃんけん列車。たいへん盛り上がりました。なんとチャンピオンは笹原小の6年生でした。
次は「私は○○ですか」ゲーム。
背中に貼られた何かは何か当てるゲームです。まず、相手に「私はこういうものです」と、背中を見せます。次に相手に質問をします。例えば「私は茶色ですか」など。それに対して答えを知っている相手が「はい」「いいえ」「分かりません」のどれかで答えます。その答えをもとに背中に貼られたものが何か推理していくゲームです。 やってみるとこれがなかなか難しい。みんななかなか答えにたどりつきません。
優勝したのは塙小の6年生です。
今度は「笛は何回」ゲームです。笛1回で「右向け右」、笛2回で「左向け左」、笛3回で「回れ右」をします。やってみるととても難しい。最終的には目をつぶって行いました。もうみんなパニック!目を開けてみてびっくり、最終的に正しくできていたのは、ほんの数人でした。 続いては、仲間集めパズル。絵を6ピースに切り刻んだものが一人一人に配られます。同じ絵のピースを集めてパズルを完成させ、6人組をつくります。
次は「幸せシェア」ゲーム。テニスボールを持った子が、夏休みの楽しかった思い出を発表し、幸せを共有するゲームです。
次から次から出てきます。今度は「白い粉なあ〜んだ」ゲーム。ジッパー付きの透明ビニル袋の中に入った白い粉を見た目と手触りで当てていきます。学校関係なしにみんな熱中して話し合っていました。
続いては、新聞タワーづくり。セロハンテープと新聞紙だけで自立したタワーを作ります。床に貼り付けてはいけません。10秒間自立していたら成功です。
このグループが優勝!何と2m10cm。
最後は「15メートルはどこだ」ゲーム。
15メートルを予想してマーク(割り箸)を指します。
優勝したのは笹原小の6年生でした。
これで仲間づくりゲームは終了。たいへん盛り上がりました。和合先生、たいへんすばらしかったです。ありがとうございました。
いよいよディナータイム。贅沢にもビュッフェでした。
主食はカレーライスでしたが、他にも子ども達が好きそうなメニューばかり。湯遊ランドのみなさま、教育委員会のみなさま、本当にありがとうございました。
夕食の後は、夜の活動2「仲間で協力しよう」です。 和合さんはボーイスカウトのリーダートレーナーとして活動するうちに、災害にあった時の備えの必要性を感じ、救急法を学んだそうです。
まずは、災害について知ること。地震や洪水、土砂災害など、日本は災害が非常に多い国であること、またその仕組みなどについて話してくださいました。その中で「自然は予約ができない」というお話が印象に残りました。(何の前触れもなく災害が起きる、雨が降って欲しいと願っても降らないなど)
次は防災の基本について。(財産よりも)安全が全てに優先すること、自助と共助が基本であることとのことでした。
続いては、水難事故について。もちろん救助をしないのが基本ですが、万が一手を引いて救助するような場面があったら。下の写真のように同じ向きで手をつなぐと手が外れやすそうです。
でも、次の写真のように体の向きを交互にして手をつなぐと外れにくいそうです。
次は、災害バッグの中身を見せてくださいました。
続いて、正しい情報を得ることの大切さ。今、私たちが1日に得られる情報量は、江戸時代の1年分にあたるそうですが、その中にはフェイクニュースがいっぱい。情報が正しいかどうかを見分ける判断力が重要であるとのことでした。
次は地震についての備え。家の中の家具類が「落ちてこない」「倒れてこない」「移動しない」ようにしておくことが大切だということです。また、揺れが収まったら避難する前に火の元や電源を落とすことも火事の予防になるとのことでした。
続いて、災害への備え。避難場所の確認や災害時の連絡の取り方など、備えることの重要性について教えてくださいました。
そして、防災クイズ。 みんなたいへんよくできていました。
最後に非常用テントの作り方。災害時はブルーシートで使うのですが、それを紙でやってみました。 まとめとして、災害が起きた時、人のため、みんなのために役立つことができる人になること、そしてそのために正しい知識や技術を身に付けることをがんばってほしいというメッセージをいただきました。
和合先生、長時間に渡りご指導ありがとうございました。
最後に1日目を振り返って、この日学んだことやがんばったことなどをまとめました。
これでこの日の活動は終了。入浴後、就寝となります。
笹原小の子で1人、不調を訴えた子がいましたが、症状は軽めだったので、最後までみんなと一緒に活動することができました。全員元気に明日2日目を迎えることができそうです。
これで以上で1日目は終了。明日の活動もお楽しみに!