交流宿泊学習2日目〈森林環境学習〉
2025年9月5日 08時34分 9月5日(金)交流宿泊学習2日目、部屋を引き払った後は、2日目最初の活動「森林環境学習」です。 講師の先生は、大栄木材の大瀧貴弘さんです。
まずは塙町の産業について。塙町は木材製品の出荷量県内1位だそうです。産業規模は年間150〜160億円くらいとのこと。八溝山で採れる木材は、全国でもとても評価が高いそうです。その後、製材の工程を説明していただきましたが、木材は捨てるところがないという話が印象に残りました。また、最近は大型木造建築が増えているとのこと。今後は木材の需要が伸びる可能性が高いそうです。
次は塙町で働く思いについて。大瀧さんは大手企業に就職なさったそうですが、製材業を通じて塙町の地域を活性化させたいと考え、Uターンしてきたそうです。塙町は雪害が少ないので木材の品質が良く、都心に近いという利点があるので、今後成長の見込みがあるとのこと。
最後は夢の話。大瀧さんは「夢+期日=目標」と考えているそうです。夢を描くだけだと憧れで終わってしむこともあるけれど、いつまでに実現させるということを明確にすることで実現が近づいてくるとお考えだそうです。また、人生には運が必要とも考えているそうです。大瀧さんは人間性を磨けば磨くほど多くの人とつながるようになり、運を引き寄せることができるという見方をもっているとのこと。また「人は比較から逃れられない」と考えているそうです。比較の上で評価が高ければ需要が増えるし、低ければ需要が減る。評価が低かったら、それを直視し、改善を図ろうとする。それが大切だというお考えだそうです。