こんなことがありました。

2023年4月の記事一覧

14校長室の独白(育てたい力)

T教頭が申し訳なさそうに説明に来た。

JA東西しらかわ様より、
子ども雑誌「ちゃぐりん」と
補助教材「農業とわたしたちのくらし」
その贈呈式が、「今日」「今から」と。
日程調整で、双方の行き違いらしい。
来校のJA様と、お互いに苦笑い。
まぁ、よくあること。

 

 

 

 

 

 

慌てたのは、関係する5学年担任
すぐさま代表児童を選んで、
贈呈式に臨んだのです。
ブログで取り上げようと思ったのは、
その式中の「児童代表よりひとこと」
その対応がナイスクリアだったからです。
事前に知らされてませんから、
その場が一瞬、微妙な雰囲気に・・・。
そりゃあ、なりますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

少しの沈黙の後、
「ちゃぐりんを読んで、田んぼの学校に
 生かせるようにしたい。」
「大人になっても、農業について、
 考えられるようになりたい。」
そんな内容を話すことができたのです。
素晴らしい、とっさの判断でした。
感心しましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

いきなりコメントを求められても、
臨機応変に対応することができる。
頑張って、自分の言葉で話す。
育てたい力のひとつですね。

追伸:
事後に、当の本人らに聞いてみたら、
(頭、真っ白で)覚えてない、と。
そうだよね(笑)
よく、頑張った。えらい。

13校長室の独白(朝の一コマ)

朝の校庭
数名が、マラソンに励んでいます。

「教室に戻りましょう」的な放送が
流れた頃、遅れてやって来た級友あり。

「一周くらい走れるよ。」と促す子ら。

「よし!」と走り出した子を
見送るのかな?と思っていたら、
後を追ってみんなで走り出しちゃった。
なんか、いい・・・。

 

 

 

 

 


話を聞くと、4年生の集団でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「余は満足じゃ」の様相で
足取り軽やかに教室に戻る子どもたち。
背中が、ちょっぴり頼もしく見えた。

12校長室の独白(伝統)

まだ、縦割りの清掃班は、
編成オリエンテーションをしていません。
なので、
4月10日(月)の清掃は、
学級(で編成の)清掃担当で実施です。

清掃の放送が流れたので、
校長室前の廊下に出ると、この二人。
これは、シャッターチャンス(笑)

指示が出ていなくとも、この姿勢
こういう「静」の動き(態度)が
自然にできるのは、
佳き伝統のひとつでしょう。

この種の発見に出合えるのを、
どんどん楽しみにしています。

11校長室の独白(お初)

思いついたまま、撮り溜めていた
スマホ写真データにて記事作成です。

4月7日(金)
令和5年度、初めての給食です。
子どもたちの楽しみの一つであることは
間違いないでしょう。
また、今年度の転入職員にとっては、
初「塙町」の給食となります。
これも、転勤に付随する楽しみなのです。
市町村の給食センターの特色もありますし
自校給食(校内に調理施設あり)も、
捨てがたい魅力があるんですよね。

管理職(大抵は、校長)には、
「検食」という仕事があります。
武士の時代なら、「お毒見役」ですかね。
子どもたちより、少し早くいただきます。
プチ特権なわけです(笑)
「校長先生、いいな。早く食べられて。」
たまに、言われます・・・。

小学校での初給食となる1年生
機会あれば、その様子もご紹介します。
ご家庭での作法やマナーを持ち寄っての
「集団」会食となりますので、
徐々に社会性も身に付くことでしょう。

10校長室の独白(笑顔)

2日目の4月7日(金)から
本格的に授業開始となりました。
しかし、実際のところは、
どの学級においても
「慣らし運転」だったことでしょうね。

各学級を訪問して様子を確かめた際に、
おっ!と、気になった子がいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

5年2組では、「自己紹介」の真っ最中。
担任のW教諭は、転入職員です。
子どもたちの自己紹介を聴きながら、
懸命に・・・メモをとっています。
気持ち、わかるな~。
私もその場で聴いていたのですが、
誰に対しても、毎回、「ベスト」で
拍手を送り続ける子、発見しました。
ごめんね。まだ、顔と名前、覚えてない。
でも、初フィーチャリング!
いいな~と、素直に思いました。

みんなの笑顔も、goodですね。
この笑顔、続くといいな。
そして、
全校に広がるといいな、と。
それ、目指します。

 

09校長室の独白(伸びる)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入学式ネタをもう一本です。

「校長先生、若いっすね!」

記念撮影時、並ぶのに移動されてきた
ある保護者の方から。
(えっ、今、褒められた?)
まぁ、それ相応のお年頃なんですけど。
校長だって、褒め言葉はうれしい。
褒められたら伸びるタイプなんで(笑)

保護者のみなさま
ぜひ、学級担任のことも褒めてください!

授業参観日での様子から
担任の長所を感じ取っていただいて、
その日の夕方に、ご家庭で。
お子様との会話の中で
「担任の先生、なんかいいよねぇ。」
もう、それだけで充分でございます。

そのお言葉を、
お子様が学級に持ち寄ってくれるので。
日々の、子どもとの関わりをとおして、
各担任には伝わりますから。
担任のことも、褒めて伸ばしてください。

08校長室の独白(「な」の秘密)

 

 

 

 

 

 

 

入学式では、
1年生に何を話したでしょう?
こちらも、ひとつだけ。

「は・な・わ」の「な」は、
仲良しの「な」です。

①友達と仲良しになる。
②2年生から6年生のお兄さん、お姉さん
 と仲良しになる。
③担任の先生と仲良しになる。
ミソは、この次
④学校と仲良しになる。

なぜ、学校と仲良しになれるかって?
それは、楽しいことがたくさんあるから。
学校と仲良しになると、
みなさんの顔は、にこにこしてきます。
そうです。
塙小は、にこにこ笑顔
たくさんある学校なのです、と。

ここまで、拙稿を読んだ方は、
おわかりでしょうね。
始業式の式辞とリンクさせてます。
1学期は、「笑顔」がキーワード!

1年生の式中の姿勢が立派でした。
それ以上に、
私が感心したのは、「返事」です。

「はいっ」

この、ちっちゃい「っ」が、
しっかりと耳に届いてきたんですよ。

07校長室の独白(sakura)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入学式を無事終えた、6日の午後。
「桜をしっかりと見ておかないと!」
と思い、いそいそと校庭へ。

 

 

 

 

 

 

ちょうどその時、サッカー小僧たちが
「校庭を使わせてください。」と
お願いにやって来た。

 

 

 

 

 

 

校庭で、一緒に歩きながらの会話
「今日、校長先生が言ったこと、
 覚えてるかなぁ?」

「ちゃんと話を聴くこと」
(それ、途中で褒めたからね。)
「盛り上がるときと、けじめ!」
(おっ、いいね。切り替えだ。)
でも、「式辞」の内容が
なかなか出てこないな・・・。

わかるよ、校長先生!
と切り出した子の答え

「いっぱい笑う」

ある意味、正解(笑)

06校長室の独白(笑顔のわけ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

担任発表の盛り上がりは予想していたので
式辞は前に設定して、厳粛に行いました。
話した内容は、ひとつ。

「笑顔を増やそう」

塙小の教育目標に掲げている
「あふれる笑顔」
その笑顔をたくさん増やしたい。

どんな時に笑顔になるのかな?
①何かできるようになったとき?
②友達に優しくされたとき?
③おいしい給食を食べたとき?
④先生に褒められたとき?
自分の「笑顔のわけ」を考えながら、
毎日、過ごしましょう。

「学校は、楽しいところ」なんです。
その楽しい場所で、
たくさんの笑顔が増えるといいなあ。

上記のようなことを、話しました。
子どもたちの聴く態度は、
とても素晴らしかったです。
伝わったかな・・・。

 

 

 

 

 

 


舞台裏を少し、補足します。
一番最初に4年生担任を発表する。
そう決めていたので、
該当の二人には事前に伝えました。
つまり、仕掛け人を二人ご指名です。
最初に発表するので、
「いぇ~い!」的な感じで
子どもの前に出てきてくださいね、と。
そしたら、ですよ。
4年1組の発表から、ドッカ~ン!
仕掛け人なので余裕かと思いきや、
次の、4年2組のS先生は、動揺!
記録写真を担当していたのに、
そのメンタルが表出したのがこれ。
よかったですね、S先生(笑)

 

05校長室の独白(発表!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

始業式での「校長の話」(式辞)の中で
「担任発表」をします。

子どもたちは、この瞬間を楽しみに
学校へ行く、と言っても過言ではない。
そう思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 私、遊び心でドッキリを仕掛けました。
先生方にも内緒で、ランダムに発表です。
1年生からの順番どおりじゃ、
少しつまらないですからね。
発表前に、ボイパでドラムロール(笑)
来年は、誰かに生演奏、頼もうかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

この笑顔
この歓声

 

 

 

 

 

 

学校が活気づきました。