こんなことがありました。

2023年10月の記事一覧

256校長室の独白(3年目)

「要請訪問」ってのが、あります。
校内の授業研究会等へ、専門の指導主事を
「要請」して、「訪問」していただく。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回、本校へ招聘したのは、
県南教育事務所の鈴木美沙歩指導主事
算数・数学科のスペシャリストです。
研究授業は、3年2組と4年2組です。
本校「エール三兄弟」※の次男と三男が
算数科の研究授業を行いました。

鈴木指導主事は本校に関わって3年目
なので、とりわけ
本校初任3年目のS教諭や、
1年生の時から参観している3年生児童
各々の成長に喜んでおられました。
ちょびっと、ウルっときたみたいです。

昔から存じ上げておりますので、
かつてブレイクした某芸人のネタだった
「~斬り!」のように忌憚なくズバッと
核心を突いてね~と事前に依頼済み。
ですが、
事後の研究協議会での指導・助言では、
良さを認め、励ましていただきました。
ありがとうございます。
でも、そこで終わらないのが彼女らしい。
「知識のある子、反応のよい子だけで
 学級の授業が進んでしまう状況」
これをどうやって回避するか?
教職員全体に、問題提起しました。
これが、本校の「課題」なんです。

そして、教材研究の具体策にも言及し、
ご自身のプライベートなやり方を
惜しげもなく御開帳でしたね・・・。
ウチ寄りな想いが反映されてました。
(普通は、あそこまで話さない。)
とても、ありがたい話でした。

あの話で、心が動かない。響かない。
では、ゲームセットかなぁ。

※ 育休に入る教職員へのはなむけに
 エールを送った、若手男性職員3名
 校長が勝手に命名なんですけどね。
(余計な補足)
 「なでしこ四姉妹」もいます(笑)

255校長室の独白(愚直)

 

 

 

 

 

この「N-1グランプリ」ネタの連投
「はは~ん。」「なるほど・・・ね。」
勘が鋭いヘビーユーザー様や、
行間を読むぞと意識している職員各位には
校長の「意図」が、バレバレですね。

ある御仁からの連絡で、はたと気付き。
拙稿から、N-1グランプリの実践を知り、
学級で同じことをマネしているとのこと。
御仁は、私が校長の新任校でご一緒した
大先輩であります。

「勝手ながらお許し頂ければ幸いです。」
この文面の締めには恐縮しますよ。

「愚直」という言葉がピッタリな、
誠実で、かつ「アツい男」なのです。
現在は、会津若松市内の小学校に
再任用としてご勤務されております。
(※御仁のエピは、リンクを貼ります。)

http://www.town.inawashiro.fukushima.jp/cb/schoolhp/s-okina/entry-24552.html

http://www.town.inawashiro.fukushima.jp/cb/schoolhp/s-okina/entry-24760.html

本校の研修主任が、共通実践をと
資料を提示して職員会で確認しています。
マネをされている「本家」が
衰退気味では恥ずかしいので。

254校長室の独白(素直)

 

 

 

 

 

9月上旬の出来事です。
N-1グランプリ現場で「物色」中(笑)
4年生女児に話しかけられました。

「校長先生、私のど~れだ?」
「選ばれたんだ。よかったね~。」

少し照れながら、自分のノートを指さす。

 

 

 

 

 

 

 

認められて、褒められて、
自分の努力・成果が価値づけられる。
うれしいに決まってるんですよ。

253校長室の独白(連続性)

No.251の、またまた続き。
(いつまで、続くんか~い。)
https://hanawa.fcs.ed.jp/blogs/blog_entries/view/31/6f92951542da16a6df92342bef002aaa?frame_id=113

5学年担任は当日の家庭学習に、
タイムリーな内容を課したのでしょうね。
「新聞のスクラップ」
N-1グランプリで、成果が展示中でした。
出前授業で教えてもらったとおりに、
判断力を駆使して、記事チョイス!

MMさんのスクラップに着目しました。
記事の本文にサイドラインを引き、
「選んだ理由」「驚き・疑問」
「気付き・発見」「感想・意見」等、
考えが丁寧に整理されていました。

お菓子作りが好きな自分の立場から、
小麦を使うお菓子づくりについて
どうしようかと思いを綴っていました。
そして、戦争反対の意見もね。

必要な「情報」を主体的に選択し、
自分の立場で正しく理解をした上で、
適切に発信をしていましたね。
ステキな学びの連続性だと思います。

252校長室の独白(サーカス団)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

調教師が太鼓を叩いて、
サーカス団の動物を調教している図
ではありません。
2年生「体育科」の授業です。
福島県教育委員会が推奨している
「運動身体づくりプログラム」を実施中
指導は、教育実習生のST先生です。

このプログラムの特性は、
様々な動きをとおして、運動感覚を
バランスよく養うことができること。
その動きが、「動物」なのがユニーク。
登場の動物は、アザラシとクマです。

本時の主運動は、
跳び箱を使った「運動遊び」です。
運動の楽しさを味わいながら、
友達のよい動きを見つけることが
できたかなぁ?

KS先生は、子どもたちの動きを観察し
称賛しながら、適宜、助言を与えます。
前回の「道徳科」でもそうでしたが、
その冷静沈着な「落ち着きっぷり」には
感心させられますね。
私の場合は、頭の中が真っ白になり、
とんでもない状況だった記憶があります。

最後の写真をよ~く見てください。
運動後、もとの列に戻る際に、
子どもたちは「カエル」になってます。
動きの流れ、工夫されてます。
「カエル」で「帰る」(笑)
その後ろの戻りは、「カンガルー」かな。

251校長室の独白(先手必勝)

福島民報社「出前授業」の続報
アナザーストーリーを紹介します。

3分間で新聞に目を通した後、
川原田さんが5年生に問いかけます。
「何かひとつ、気になる記事あった?」

全体的に、臆したか? (沈黙)
少し、間があってから一人が挙手。
5年1組のSKさん。
「動物が好きだから、この記事」
それでいい。
読んでの感想や自分の考えを話すことは
要求されていないんだから。
情報との出合い方を演習してるんだよ。
こういう時に、素直に反応できるように

なってほしいと思う。

その後、彼女に感化されて、
両隣の女児2名が続きましたね。

当時、この状況だった5年生ですが、
9月のBritish Hillsで鍛えられました。
若干、たくましくなってるのでご安心を。

250校長室の独白(3分間)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ネタ帳」(それ、あるんかい!)を
(ノートに記したメモですけどね。)
確認すると、膨大な未発表ネタが。
写真データもどっさり。唖然、です。
もっと、簡単に発信すればいいのに。
「〇〇がありました。楽しかったで~す」
的なモノは、なるべく避けたい。
このネタで、何を伝えようか。う~ん。
なんて考えるから、当然、時間がかかる。
ホント、めんどくさいヤツなんですよ。
10行も使って愚痴ってるし(笑)
また、「時を戻そう」ネタ、開幕します。
しばらくは、在庫一掃に努めるかなぁ。

標題は、何だと思います?
答えは・・・、
新聞にざっと目を通す時間だそうです。
それを可能にするのが、「見出し」の存在
5年生児童が、福島民報社「出前授業」
受講したのは8月下旬。おいおい。
地域づくり局新聞講座推進本部から
川原田秀樹氏を招聘しての開催でした。
今は現場を離れて、と謙遜されましたが
記事を執筆していた記者の話を聴く。
その貴重な機会を得たのです。

「新聞」を読むことは、
社会生活を営む人間として必要な
「情報」とつき合うことになる。
その方法を教えてもらったんですよ。

私が、納得した内容は、
1 様々な立場で物事を考える。
 → 理解力や想像力が鍛えられる。
2 興味のない記事ほど良い。
 → 偶然の出会いから広がる可能性
3 情報を取捨選択するためには?
 → 判断力が必要となる。

大人が聴いても、いい話でした。

上記1に関して、桃太郎の話を
鬼の立場になって「見出し」をつくる。
具体的な演習で盛り上がりました。
最後に掲載した写真は、
「読書感想文が、苦手な人~?」
子どもらは正直です。