こんなことがありました。

2023年10月の記事一覧

286校長室の独白(いたっ!)

 

 

 

 

 

 

いたんですよ・・・。
見事に、マッチングした1名が。

過日、「建設現場見学会」に参加した
6年生全員の感想(アンケート)
起案されて私の手元に来ました。

貴重な体験への感謝が綴られる中、
ひときわ、異彩を放つ1枚がありました。

「大型重機試乗体験が一番楽しかった。」
「将来、機械系の仕事に就きたい。」

自分のキャリアを見つめ直した結果、
この体験がドンピシャだったんだね~。
学年担任に確かめていないので、
この女児が誰なのか判明していませんが
彼女の情熱を感じ取ることができて、
校長室でひとり、ニヤけていたんです。

業界のみなさ~ん。
将来の大型重機オペレーター、
1名ゲット!(かもしれませんよ。)

285校長室の独白(歯医者へ行こう)

 

 

 

 

 

 

もう、タイトルは直球勝負です(笑)

全校生の「むし歯0」まで、
あと 37名 となりました。

昨日の全校集会前に、
養護教諭から表彰の依頼がありました。
全員がむし歯を治療した学級には、
表彰状を贈るのだそう・・・。
その達成学級が、2学級ありました。
なかよし学級 と かがやき学級です。
学級の代表に賞状を渡しました。
二人とも、誇らしげです。

学級の「分母」が違~う。とか、
少ないから直ぐだよね。などと
思う方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、
個々の努力の価値は、一緒ですから。
差は、全くありません。

今年度は、
治療率100%を目指したいんです。
未だ、達成したことがないっ!

「歯医者さんへ、行きましょう」
お願いいたします。

284校長室の独白(異文化理解)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日は、ハロウィンですね。
私の子どもの頃はなかった・・・。
(と、思います。)

 

 

 

 

 

 

校内では、興味深いモノに出合います。
外国語活動(外国語科)の掲示コーナー
ALTのE先生の力作!らしい。
このような
様々な文化や価値観に触れる機会
大切にしたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

隣の英会話コーナーが気になりました。
その中でも、
「ジェスチャーゲーム」をしている絵
そこに
「どういう意味ですか?」
英語フレーズが記載してあるんです。
そのイラストの醸し出す雰囲気と
この英文の、絶妙なズラし(笑)

シュールだと思いませんか?
私のお気に入りです。

283校長室の独白(定点カメラ)

 

 

 

 

 

 

明後日、11月2日(木)に
持久走記録会が予定されています。

秋晴れの空の下
努力を続ける子どもたちがいます。

できることなら、
11月2日(木)以降も
この光景が見られることを願います。

282校長室の独白(好きこそものの)

 

 

 

 

 

 

私、「追っかけ」されている(笑)
小学校時代に担任した、教え子から。

現在、千葉県某市の学芸員Yは、
小さい頃から、大の「石好き」
好きすぎて、大学で工学資源学を専攻。
趣味で自主制作する「岩石図鑑」が
赴任するたびに送られてくるのだ。
「先生、中島村に赴任したので。」
「今度は、塙町に転勤しましたよね。」
それ以前の送付物もカウントすると、
県南地方の「5町村」分あるから驚く。

休日、帰省するたび、近隣町村に出没し
岩石を採取している姿を想像すると、
「変わってないな。」と微笑ましくなる。
マニアックで、怪しさ満載だが・・・。

 

 

 

 

 

前任校同様に、この塙町バージョンも
理科の担当教員にお願いして、
6年生の授業で使用してもらった。

拙稿ブログでは度々、
我が「教え子」たちが登場する。
「良さを、ぐっと伸ばしたんだなぁ。」
「新たな長所を、自ら発掘したんだ。」
「昔っから、そうだったよな。」等々、
小学校時代を把握しているからこその、
もと担任の楽しみ方がある。

その子が、「自分で決めた場所」で
自分なりに努力、奮闘している姿を
何かのきっかけで知ることになると、
自分のことのようにうれしい。
教師って、そんなもんだ。

281校長室の独白(ロード)

 

 

 

 

 

 

標記タイトルを目にして、
「ちょうど一年前に」と口ずさむ方は、
どストライクの世代ですね~(笑)
または、中学・高校生が使うような
「部活用語」(あるのか?)ならば、
路上コースの走り込みでしょうか。
「今日の練習は、ロードに出る。」
なんて・・・。

枕はそのくらいにして。
私が出張から戻ると、低学年が
持久走記録会に向けて練習中でした。
路上コースの「試走」です。

その場で、様子を写真に撮りました。
試しに走る、って書きますが、
やはり、
みんな全力で走るのが自然の流れです。
今日は、低・中・高学年が
それぞれ実施する予定とのこと。

「どうだった?」
と、さり気なく尋ねて
励ましのひと声をお願いいたします。

280校長室の独白(小中連携)

「小中連携」も業界用語でしょう。
日常的には、使いませんからね。
その実現の近道は、
手っ取り早く、見に行くのが一番です。
今回、その機会が訪れました。

塙中学校の「文化祭」に招待されました。

自校の卒業生を送り出す当該中学校の
「文化祭」観覧は、私、初めてでした。
コロナ禍の影響があったので。

塙中の1年生の様子は知っていました。
5月に国語科の授業研究会を参観して、
職場体験の1年生も来校しましたから。
どちらも、「素直さ」が顕著でした。
なので、特に、2・3年生の実態に
非常~に、興味があったのです(笑)

丁度、中学2年生の真横に座ったので、
2・3年生の様子がよく観察できます。

合唱コンクール前に「声出し」として
全校生による校歌斉唱がありました。
目の前の2・3年生が、
母校の校歌を誇らしげに歌っている。
「この学校は、大丈夫だ。」
その瞬間、思いました。
各学級発表後のコンクールの大トリでは
3年生全員による合唱が披露されました。
退場の際、涙する生徒もいました・・・。
佳き青春の「一撃」を食らいましたよ。
とても、心地よかったです。

吹奏楽部の部長さんの言葉を借りるなら
「prettyでlovelyな」卒業生を
来春、塙中学校へ送り出すので、
「shinyでcrazyな」学校生活の毎日で
大いに盛り上げてくださいね、っと。

これが、私の考える「連携」です。

279校長室の独白(祭りのあと②:思い出す)

6年生は、外部行事でお出かけ中。
学習成果発表会への意気込みが、
黒板に残っていた。
自分の「跡」を読み返すと、
瞬時に思い出すかもしれませんね。
あのアツい、直前の気持ちを。
これまた、いいね。

この2、3日中には、
どの学級でも振り返りが行われます。
の、はずです(笑)

一旦、立ち止まり、
自分の軌跡を自己評価する。
それが、
「次」へのエネルギーを生みます。

278校長室の独白(祭りのあと①:静かなるとき)

 

 

 

 

 

 

 

 

繰替休業日の翌日
大きな行事の後のリスタート
どのように始めましょうかね?

 

 

 

 

 

 

 

 

2年生と5年生のある学級では、
静かなる「集中」が行われていました。

 

 

 

 

 

 

気持ちを整えるところから始める。
いいかもしれませんね。

277校長室の独白(言葉はいらない)

学習成果発表会、当日の校長席からは
体育館ステージを左斜めから見る。
見る角度が違うと、新たな発見もある。
事前に鑑賞した内容より、
出来栄えは、格段に洗練されていた。

言葉は、いらんでしょ。


◇◇◇
写真は意図的に全体像を選択しましたが
ご観覧いただいた、地域、保護者の皆様は
ご自身の眼と耳と、そして心で、
フォーカスやら、トリミングやらを
場面ごとにされたことでしょう。
ご家庭にて、
「称賛」をお忘れなく・・・。
お子さんの「成果」を完結させましょう。

佳き時間と喜びを共有できたことに、
心より感謝申し上げます。

276校長室の独白(番外編)

 

 

 

 

 

 

 

特設音楽クラブの最終リハーサルに、
教職員が招待されました。

観覧席の最終列からの眺めです。
「私、この場所で演奏してるよ。」と
観客席指定の参考にしてくださいね。

「明日はきっと、いい日になるなぁ」と
確信する、ステキな演奏でした。
心が穏やかになる曲調なんですよね。

最後に笑撃のハプニング!
突然のオファーにも快諾してしまう、
我らが「エール三兄弟」の登場です。
ハロウィン集会では仮面舞踏会でしたが
今日は、素顔で本職の仕事に従事(笑)

フレー、フレー、お・ん・ク・ラ!

ドン引き気味の子どもたちは、
失笑するしかなかったです・・・。

心温まる学校だと思いませんか?

275校長室の独白(予告編)

本日発行の「学校だより」にも、
各学年演目の様子、写真各2枚掲載中!
別な場面を、この場で追加します。
情報提供は、ここまで。
(下の写真掲載は、学年順です。)
おっと、
「特設音楽クラブ」の発表もお忘れなく。
体育会系のノリで鍛えられ、
きっちりと仕上げてきていますから。
こちらもお楽しみに。

https://hanawa.fcs.ed.jp/blogs/blog_entries/view/31/4148d4c0222b909cfe96e7fa9525930e?frame_id=113

明日の鑑賞は、演目ごとの入れ替え制
ご不便をおかけしますがご理解ください。
では、
計3枚の写真にて、想像力を膨らませ
その「全貌」については、
明日、ご自身でお確かめください。

校長の私が言うのもなんですが・・・。
「いい出来」ですよ。

274校長室の独白(ついでに)

前稿をご覧になって、
「いきなり、リーチ マイケル選手?」
と自然にツッコミをされる方のために。

私、こう見えても(って、どう見える?)
学生時代、ラグビー経験者なんです。
教員になってからも、ちょびっと。
遠い昔の話です・・・。

2019年、前回のラグビーW杯
当時、新任校長で赴任した小学校にて
「親子文集」に寄稿した文章
懐かしくなって探し出しました。

ヘビーユーザー様は、
担任よりも校長の素性その他に
めっちゃ詳しくなりますね(笑)

2019「ラグビー考」.pdf

 

273校長室の独白(後悔)

「花育」の花材である塙町産のダリア
その花々を眺めていると、
悔やむ出来事が脳裏によみがえってきた。
話は、8月下旬に戻る。

「ダリアづくりコンテスト」の件
「例年、3年生が栽培するんだ。」など、
校内で完結する認識止まりの自分がいた。
突如、「コンテスト?」「審査会?」
正直・・・物凄く、驚いた。
その開催通知が来た時には、既に遅し。
栽培を学年に任せっきりはまずかった。
外部の専門家等との接点もつくれたか?
自分の情報収集にも、落ち度があったな。
等々、ひとり悶々としていた。

「あ~、なんで咲かないんだろっ!」
審査会当日、ある女児の言葉を耳にして、
かわいそうなことをしたなぁと思った。

学校現場での教育活動において、
「子どもに恥をかかせない」
常々、自分に言い聞かせてきた。
それは担任時代から。立場が変わっても。
誤解のないように補足するが、
「手つなぎゴール」的な発想ではない。
「恥をかかせない=不安を抱かせない」
そんな感じ、か。
当日までのメンタルに関わる部分だ。
準備万端にして、自信をもって
様々なスタートラインに立たせること。
それなら、たとえ結果が
勝ち・負け、成功・失敗 いずれでも
自分で納得して受け入れられるはず。

過日、ぴったりな表現に出合った。
ラグビー日本代表リーチ マイケル選手
アルゼンチンとの試合後のコメントだ。
「全力を尽くした。準備も良かった。」
(だから、自信をもって臨めたんだ。)
しかし、
「相手が強かった。それがラグビー。」
(結果もきっちりと受け入れている。)
素晴らしいと感じた。

明日の「学習成果発表会」に関しても、
「恥をかかせない」が保障されてきた。
校長として、そう願いたい。
職員会等では共通理解を図ったが、
あまり強く言うと、圧になるので(笑)

ふ~。ここまで読み返すと長い。
「昭和」気質は、仕方ないなぁ。

272校長室の独白(fun)

ハロウィン集会は、仮装しての参加OK
自ら楽しみを見出した子、いましたね。
学習成果発表会の衣装の一部だったり、
家から持参してきたグッズだったり、
自分で、せっせと手づくりしたり。
ユニークなモノが集合しました。
全部、紹介できないのが残念です。

とりあえず、10選

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特別賞その1:
級友曰く、朝からずっと作ってた。

 

 

 

 

 

 

 

特別賞その2:
謎の輪っか、持参・・・。

271校長室の独白(興行)

①僕たち、「エール三兄弟」
 塙小のハロウィン集会から依頼がきた。
 スペシャルゲストなんだって。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

普段は、この仕事がメインなんだ。
 先日、教育実習生のために「エール」
 この時は、長兄が不在だった。残念。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③だから、あまり動かないのは苦手だ。
 今日は、仮装させられてインタビュー。
 盛り上がってくれたなら、うれしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

④僕たち、訓練は欠かさない。
 ほら。同じ動きが自然にできるよ。
 今度は、「なでしこ四姉妹」と
 コラボしてみたいなぁ。

270校長室の独白(使いましたね・・・。)

「花育」のアナザーストーリーを。

「校長先生も、もちろん、やるんです!」
講師の羽田氏に押し切られました(汗)
初体験の私も、心躍りながらやりました。

6年生に自作の品評をされるの図

 

 

 

 

 

 

 

終了後、講師の先生方と懇談をすると
校長室に飾った私の作品を見て、ひと言。
羽田氏「使いましたね。」
私「ん?」
羽田氏「あれは、浮気心なんですよ。」
私「えっ!」

濃紅色や白色が、
気まぐれに混ざる品種なのだそう。
使いましたねって言われても・・・。
机上に配当された花材を使ったんですよ。
まぁ、私へのビンゴ!だったんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

気まぐれの浮気、というより、
「多様性」と称してほしいですなぁ(笑)

269校長室の独白(ベクトル)

1校時目が終了した、かがやき学級
2年生のMYさんとKYさんが、
自分のロッカーへ歩み寄る。

スカーフを首に巻き、
鍵盤ハーモニカを手に持ち、準備完了。

次は、2年生の学習成果発表会の練習枠
体育館へ向かいます。

このような一人一人の
「心のベクトル」が結集して、
土曜日には成果となっていくのです。

268校長室の独白(二兎を追う者)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学習成果発表会の準備と同時並行して、
来月初旬の持久走記録会にも
気持ちが向かっています。
「ことわざ」では揶揄されますが、
学校現場では、可能です。
いや、それを実現させます。

 

 

 

 

 

 

朝から、校庭でマラソンをする子ら。

 

 

 

 

 

 

 

 

その気持ちを反映するかのように
清々しい朝です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝日の方角で
「アートした」雲を見つけました。
どうぞ、ご覧あれ。

267校長室の独白(愛でる)

 

 

 

 

 

 

 

芸術の秋に相応しい体験をしました。
農林水産省の事業で、その名も「花育」
福島県花き振興協議会の主催ですが、
共催の「JA東西しらかわ」さんに
実働部隊としてお世話になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

6年生は、何を体験したと思います?
「フラワーアレンジメント」なのです。
塙町栽培のダリアを存分に使って、です。
地産の花々に触れ、自分の想いを形に。
心がぐっと豊かになる、情操教育でした。

 

 

 

 

 

 

 

この「花育」体験には、
「間違いがない。競争もない。」
それにストンと、納得しました。

 

 

 

 

 

 

 

今回、私が一番、魅了されたのは、
講師の羽田利津子氏のバイタリティー!
姉御肌のキャラ(失礼!)に、
子どもたちも吸い込まれていきました。
その様子を客観的に観察して、
思わず、苦笑している自分がいました。
氏の素晴らしいところは、褒め上手。
加えて、個性を尊重した的確な助言。
そして、茎を切ってあげても、
必ず、挿すのは子ども本人に任せる。
教育的だな、と感心しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

この事業、いつまで続くのでしょうか?
財源的にOKであるならば、
是非、来年度もお願いしたいです。
羽田氏は、現5年生にも出会わせたい
生きた「教材」ですからね。

 

266校長室の独白(被写体)

 

 

 

 

 

 

 

前稿の「文化」つながりのネタです。
週末、父親と白河市総合美術展覧会へ。
会場にて、「芸術の秋」を堪能しました。
コミネスの件から、既に私の白河市在住は
バレバレですからね~。
毎日、小一時間の運転で出勤しています。
様々に熟考する時間として、最適ですよ。
さて、
順路に従って作品を鑑賞していると、
突然、衝撃の出来事が私を襲いました!
「これ・・・自分が写ってる!」
思わず、声が出ちゃいました(笑)
5年前の「白河提灯まつり」の場面
神輿の責任者として、参加した年です。
タイトルも秀逸! 「拍子木」です。

「この作者さんと連絡をとりたい。」
幸運なことに、実行委員の方の仲介で、
作者W氏と話をすることができました。
経緯は長くなるので端折りますが、
氏のご厚意で、今、私の手元にあります。
感謝、感激なのであります。
祭りへの想いは特別なモノがありました。
その気持ちが、写真という形になって、
ある時、突然、目の前に出現したのです。
その場で身震いしました・・・。

写真に自分が写ってるって、
気恥ずかしいですが、やはりうれしい。
拙稿や学校だよりでも写真を掲載しますが
被写体となった子らも、驚きと喜びを
素直に感じてもらえたらいいなぁと。
なんて、考えさせられた出来事でした。

くどくて、アツ苦しい、祭りへの想い
怖いもの見たさの方は、下をポチっと。
(6月にも、掲載したんですけどね。)
前任校のブログに、時空を超えて(笑)
ご招待します。

https://nakajima.fcs.ed.jp/blogs/blog_entries/view/83/2f1b36ce7c06b5c9782c6e758e2a3074?frame_id=28

https://nakajima.fcs.ed.jp/blogs/blog_entries/view/83/fb62b1e93294f8af5248a58ee1ca728d?frame_id=28

265校長室の独白(文化とモラル)

今日は「浦島太郎」状態、真っ只中。
2日間も学校不在だと、そうなります。

その不在のひとつについて、語ります。
県下小・中学校音楽祭(第2部合奏)
通称「合奏県大会」の小学校の部が、
白河文化交流館コミネスで行われました。
急遽、補助役員の1名追加要請があり、
私が・・・行きました。
おいおい、校長が?のツッコミには、
発表会準備の佳境に担任等が不在では
困りますから、の判断とお答えします。
拝命した!補助役員としての担当は、
「楽器運搬・駐車場」係です。

何事も経験してみるものですね~。
「音楽」畑のイベントの一部分を
身をもって知ることができましたから。
児童送迎の流れや楽器搬入の動線など、
今まで、その種の「文化」には
触れずに過ごしてきました。
校長職としても、派遣した職員が
どんな仕事をしているのかを把握して、
いい勉強になったなぁと思います。

誘導棒を持って、大型バス転回の誘導
今後、経験することはない(笑)

恩恵もあり。もと同僚3名と再会!
また忙しいトコ、行ったねのM教諭
合奏指導を諦めない雰囲気のW教諭
陸上競技から転向か?、のA教諭
余程、「誘導係」が目立ってたのか、
先方から声をかけてもらえたんです。
楽しいひと時でした。

 

 

 

 

 

 

一方で、残念なことも。
本ホールをご存じな方「あるある」
一般駐車場が、少し遠いところにある。
隣の図書館駐車場は利用者のために
「駐車禁止」としているんです。
線路を越えた向こう側と説明すると
露骨に嫌な顔をされる方や、
「駐車場どこぉ!」と興奮気味の方、
転回するために図書館駐車場に入り、
そのまま出てこなくなっちゃう方。
誘導員の方って、いつもこのような
ご苦労をされてるんですね・・・。
社会勉強になりました。

264校長室の独白(頼もぉ~!)

 

 

 

 

 

 

 

学習成果発表会に向けての練習は、
「佳境」突入の一歩手前、くらいです。
各学年の練習風景を
ふらりと勝手に覗いていましたが、
この度、5学年担任から、
「観てください」と正式オファーあり。
内容を校長好みにする必要なんて、
全くないと考えています。
ただし、練習の過程において
客観的な視点がほしいときは「どうぞ」
と全体に声をかけていました。
5年生、お初、です。

トップバッターの特典として、
全力で褒めて、本気でダメ出し(笑)
この発表をとおして、
「何を伝えたいのか」と聞かれたときに
各自が自分の言葉で話せないと・・・。
そうなったとき初めて、
「形」になったと判断できますよ。

「歌」は、まだ粗削りですが
心に訴えるものがあります。
そして、最後のメッセージもgoodです。
本番までに、どう仕上げてくるのか。
とても楽しみです。
ダメ出しをした時の、
彼ら彼女らの目の色が違ってましたから。

263校長室の独白(忘れた頃に)

 

 

 

 

 

 

 

 

のけ反りました~。
気を抜いていると、軽いジャブが来る。
町広報誌「はなわ」10月号です。

町内2校の小学6年生が
「交流宿泊学習」にて親交を深めたと。
記事としては完璧に成立してるんです。
しかし、「普通」に終わらないのが、
まち振興課W係長さんらしい・・・。

校長2名の「抜き」が、
きっちりと紙面に掲載されています。

笹原小のK校長と私のタッグチーム
正統派のストロングスタイルと、
(もちろん、K校長ですよ。)
キワモノの謎の覆面レスラー!

機会あれば、効果的なイジりOK
毎回、先方に伝えておりましたので、
しっかりと「お仕事」されたんですね。
ありがたいです。

この写真、よ~く見ると
微妙に、「線対称」(笑)
そこがツボです。

 

261校長室の独白(芸術の秋①:マイコップ)

三連休明け、なんやかんやで・・・。
スミマセン。「暇ネタ」投入します。
3年生の図画工作科の作品群です。
「秋」と銘打ちましたが、
製作は、まだ暑かった9月でした。

ランダムにコメントします。
写真とペアにしてみてください。
1 日本一、来たぁ~!
2 秋の味覚
3 どんな曲芸を見せてくれる?
4 シックな色づかいがオシャレ
5 頭に血が上るよね~。 

260校長室の独白(起承転結)

図画工作科の授業(2年生)で、
「自分の色」をつくるとな。
なんか、哲学的だ・・・(笑)

4コマまんがです。
ご一緒に、エキサイトしてください。

(起)キャップに絵の具を入れる。

 

 

 

 

 

 

 

(承)きっちり閉めて、

 

 

 

 

 

 

 

(転)勢いよく振ってみる。

 

 

 

 

 

 

 

(結)!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

発見に、心が躍動します。

259校長室の独白(遊び心②)

今度は、2年生バージョン。
こちらも国語科での言葉遊びですね。
「あいうえお」等の並びで、
それぞれを頭文字にして、作文をする。
ほぼ、「大喜利」状態。

みなさんも、挑戦してみますか?
「あかさたな」と、「たちつてと」で。

上記の秀逸作品に出合いました。

 

 

 

 

 

 

 

ASさん。
(あ)りは、
(か)きごおりをたべた。
(さ)っき
(た)べたのは、
(な)しだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

HHさん。
(た)かが
(ち)らしずしを
(つ)かんで
(て)んかす かけて
(と)んかつで ぜいたくだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どちらもシュールすぎるんですよ(笑)

258校長室の独白(遊び心①)

ストックしておいた「暇ネタ」です。
旬なモノは、その日のうちに。
ですが、それすら滞ってる(笑)
読者をタイムループさせてますからねぇ。

9月のとある日。
1年2組の国語科での「言葉遊び」
3×3のマスに、考えた言葉を入れて、
その「縦・横・斜め」の重なりを楽しむ。
クイズ形式で、互いに出題し合うらしい。

その最初の「3文字」
どうするかな~っていう場面です。

 

 

 

 

 

 

 

YHさん。
「からし」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

YYさん。
「びいる」(ビール)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

笑いました。
こういう遊び心、好きです。

257校長室の独白(「業界用語」講座)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「互見」(ごけん)
一般的にはあまり使わないでしょうね。
漢字から「互いに見合う」と理解できる。
ならば、「互見授業」は想像できますね?
県教委発行「授業スタンダード」には、
以下のように定義されています。
「教員が校内でお互いの授業を公開し合い
 指導の工夫などについて学び合い、
 授業力の向上を図る研修」
研究授業はもちろんのことですが、
通常の授業をふらっと見に行くのも
推奨したいんですよね~。
他の授業を見る、他に授業を見てもらう。
そのやり取りは、学ぶコト多し、です。

9月中旬、模範パターンの撮影に成功!
(それって、絶滅危惧種なのか?)

5年2組担任W先生が、
4年1組の算数科授業を、ふらりと。

 

 

 

 

 

 

数日後、4年1組担任M先生が、
5年2組の外国語科授業を訪れる。
おっ~と、御礼の「お返し」だ(笑)
さて、どこにいるでしょうか?
(※立っているのは教育実習生です。)

256校長室の独白(3年目)

「要請訪問」ってのが、あります。
校内の授業研究会等へ、専門の指導主事を
「要請」して、「訪問」していただく。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回、本校へ招聘したのは、
県南教育事務所の鈴木美沙歩指導主事
算数・数学科のスペシャリストです。
研究授業は、3年2組と4年2組です。
本校「エール三兄弟」※の次男と三男が
算数科の研究授業を行いました。

鈴木指導主事は本校に関わって3年目
なので、とりわけ
本校初任3年目のS教諭や、
1年生の時から参観している3年生児童
各々の成長に喜んでおられました。
ちょびっと、ウルっときたみたいです。

昔から存じ上げておりますので、
かつてブレイクした某芸人のネタだった
「~斬り!」のように忌憚なくズバッと
核心を突いてね~と事前に依頼済み。
ですが、
事後の研究協議会での指導・助言では、
良さを認め、励ましていただきました。
ありがとうございます。
でも、そこで終わらないのが彼女らしい。
「知識のある子、反応のよい子だけで
 学級の授業が進んでしまう状況」
これをどうやって回避するか?
教職員全体に、問題提起しました。
これが、本校の「課題」なんです。

そして、教材研究の具体策にも言及し、
ご自身のプライベートなやり方を
惜しげもなく御開帳でしたね・・・。
ウチ寄りな想いが反映されてました。
(普通は、あそこまで話さない。)
とても、ありがたい話でした。

あの話で、心が動かない。響かない。
では、ゲームセットかなぁ。

※ 育休に入る教職員へのはなむけに
 エールを送った、若手男性職員3名
 校長が勝手に命名なんですけどね。
(余計な補足)
 「なでしこ四姉妹」もいます(笑)

255校長室の独白(愚直)

 

 

 

 

 

この「N-1グランプリ」ネタの連投
「はは~ん。」「なるほど・・・ね。」
勘が鋭いヘビーユーザー様や、
行間を読むぞと意識している職員各位には
校長の「意図」が、バレバレですね。

ある御仁からの連絡で、はたと気付き。
拙稿から、N-1グランプリの実践を知り、
学級で同じことをマネしているとのこと。
御仁は、私が校長の新任校でご一緒した
大先輩であります。

「勝手ながらお許し頂ければ幸いです。」
この文面の締めには恐縮しますよ。

「愚直」という言葉がピッタリな、
誠実で、かつ「アツい男」なのです。
現在は、会津若松市内の小学校に
再任用としてご勤務されております。
(※御仁のエピは、リンクを貼ります。)

http://www.town.inawashiro.fukushima.jp/cb/schoolhp/s-okina/entry-24552.html

http://www.town.inawashiro.fukushima.jp/cb/schoolhp/s-okina/entry-24760.html

本校の研修主任が、共通実践をと
資料を提示して職員会で確認しています。
マネをされている「本家」が
衰退気味では恥ずかしいので。

254校長室の独白(素直)

 

 

 

 

 

9月上旬の出来事です。
N-1グランプリ現場で「物色」中(笑)
4年生女児に話しかけられました。

「校長先生、私のど~れだ?」
「選ばれたんだ。よかったね~。」

少し照れながら、自分のノートを指さす。

 

 

 

 

 

 

 

認められて、褒められて、
自分の努力・成果が価値づけられる。
うれしいに決まってるんですよ。

253校長室の独白(連続性)

No.251の、またまた続き。
(いつまで、続くんか~い。)
https://hanawa.fcs.ed.jp/blogs/blog_entries/view/31/6f92951542da16a6df92342bef002aaa?frame_id=113

5学年担任は当日の家庭学習に、
タイムリーな内容を課したのでしょうね。
「新聞のスクラップ」
N-1グランプリで、成果が展示中でした。
出前授業で教えてもらったとおりに、
判断力を駆使して、記事チョイス!

MMさんのスクラップに着目しました。
記事の本文にサイドラインを引き、
「選んだ理由」「驚き・疑問」
「気付き・発見」「感想・意見」等、
考えが丁寧に整理されていました。

お菓子作りが好きな自分の立場から、
小麦を使うお菓子づくりについて
どうしようかと思いを綴っていました。
そして、戦争反対の意見もね。

必要な「情報」を主体的に選択し、
自分の立場で正しく理解をした上で、
適切に発信をしていましたね。
ステキな学びの連続性だと思います。

252校長室の独白(サーカス団)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

調教師が太鼓を叩いて、
サーカス団の動物を調教している図
ではありません。
2年生「体育科」の授業です。
福島県教育委員会が推奨している
「運動身体づくりプログラム」を実施中
指導は、教育実習生のST先生です。

このプログラムの特性は、
様々な動きをとおして、運動感覚を
バランスよく養うことができること。
その動きが、「動物」なのがユニーク。
登場の動物は、アザラシとクマです。

本時の主運動は、
跳び箱を使った「運動遊び」です。
運動の楽しさを味わいながら、
友達のよい動きを見つけることが
できたかなぁ?

KS先生は、子どもたちの動きを観察し
称賛しながら、適宜、助言を与えます。
前回の「道徳科」でもそうでしたが、
その冷静沈着な「落ち着きっぷり」には
感心させられますね。
私の場合は、頭の中が真っ白になり、
とんでもない状況だった記憶があります。

最後の写真をよ~く見てください。
運動後、もとの列に戻る際に、
子どもたちは「カエル」になってます。
動きの流れ、工夫されてます。
「カエル」で「帰る」(笑)
その後ろの戻りは、「カンガルー」かな。

251校長室の独白(先手必勝)

福島民報社「出前授業」の続報
アナザーストーリーを紹介します。

3分間で新聞に目を通した後、
川原田さんが5年生に問いかけます。
「何かひとつ、気になる記事あった?」

全体的に、臆したか? (沈黙)
少し、間があってから一人が挙手。
5年1組のSKさん。
「動物が好きだから、この記事」
それでいい。
読んでの感想や自分の考えを話すことは
要求されていないんだから。
情報との出合い方を演習してるんだよ。
こういう時に、素直に反応できるように

なってほしいと思う。

その後、彼女に感化されて、
両隣の女児2名が続きましたね。

当時、この状況だった5年生ですが、
9月のBritish Hillsで鍛えられました。
若干、たくましくなってるのでご安心を。

250校長室の独白(3分間)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ネタ帳」(それ、あるんかい!)を
(ノートに記したメモですけどね。)
確認すると、膨大な未発表ネタが。
写真データもどっさり。唖然、です。
もっと、簡単に発信すればいいのに。
「〇〇がありました。楽しかったで~す」
的なモノは、なるべく避けたい。
このネタで、何を伝えようか。う~ん。
なんて考えるから、当然、時間がかかる。
ホント、めんどくさいヤツなんですよ。
10行も使って愚痴ってるし(笑)
また、「時を戻そう」ネタ、開幕します。
しばらくは、在庫一掃に努めるかなぁ。

標題は、何だと思います?
答えは・・・、
新聞にざっと目を通す時間だそうです。
それを可能にするのが、「見出し」の存在
5年生児童が、福島民報社「出前授業」
受講したのは8月下旬。おいおい。
地域づくり局新聞講座推進本部から
川原田秀樹氏を招聘しての開催でした。
今は現場を離れて、と謙遜されましたが
記事を執筆していた記者の話を聴く。
その貴重な機会を得たのです。

「新聞」を読むことは、
社会生活を営む人間として必要な
「情報」とつき合うことになる。
その方法を教えてもらったんですよ。

私が、納得した内容は、
1 様々な立場で物事を考える。
 → 理解力や想像力が鍛えられる。
2 興味のない記事ほど良い。
 → 偶然の出会いから広がる可能性
3 情報を取捨選択するためには?
 → 判断力が必要となる。

大人が聴いても、いい話でした。

上記1に関して、桃太郎の話を
鬼の立場になって「見出し」をつくる。
具体的な演習で盛り上がりました。
最後に掲載した写真は、
「読書感想文が、苦手な人~?」
子どもらは正直です。