こんなことがありました。

2023年8月の記事一覧

186校長室の独白(風物詩)

 

 

 

 

 

 

皆様、ご無沙汰しました。
戻ってまいりました~。

夏休みは、残り・・・2日間。
でも、この期間は地域間格差あり(汗)
県内でも、まだ続くところあるんですよ。

 

 

 

 

 

 

夏休み終了直前の「風物詩」かも?
保護者様のご協力による奉仕作業を
本日、早朝より実施しました。
気持ちの良い教育環境が整い、
月曜日、心地よく子どもたちを迎えます。
ご参加いただいた皆様、
お疲れ様でした。ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

この時間(昼過ぎ)に、発信か~い!
ツッコミは甘んじて受けます。
残務・・・しておりました。
スマホでradiko聴きながら。
あるラジオ番組で、
この時期にピッタリな曲は、
●ザンオール●ターズの
「真夏の果実」だなぁ、との紹介あり。
同感。一緒に口ずさんでました(笑)
「少年時代」の脳内リピートに
匹敵する情景を有していますね~。

夏休み課題の最終コーナーの子らは、
また違った曲が流れてるんだろうなぁ。
頑張れ。

 

 

185校長室の独白(「先生って、夏休みがあるからいいよね」考)

 

 

 

 

 

 

 

ホント、ふざけたタイトルですね~。
でも、保護者さんや一般の方々から
よ~く、言われるツッコミなので。
今回は、大真面目に論じます。

ベタな回答は、「でも、勤務日なんです。」
(だが、ここで終わらないのがこの独白)
ぐっと踏み込んで、正直に答えると、
「特別のことがないなら、休めます。」
というのは、
法律で保障されている、
自分の「年次有給休暇」(「年休」)やら
特別休暇である「夏季休暇」等を
ガ~ンと使えば、一気に休めるカラクリ。
より平たく言えば、
出張や、輪番で回る日直勤務等
「ねばならない日」を除けば、
自分の休暇を「投入」することにより、
自由意思で●連休をつくれるんです。
全く、来なくなる人、います(笑)
おおっ、一石を投じちゃったね!(汗)

ヘンテコな例え話をします。
給料は払うことを前提に、
お得意先の仕事ないから、休んで。
この期間、この製品つくらなくていいよ。
利用者さん、来ないことになったから。
そんな極端な例は、あり得ないですよね。
つまり、他業種の仕事と比較すると、
休みを取得しやすい環境にあるのは事実
情熱を注ぐべき対象(児童・生徒)が
夏休みで「不在」なんですからね。

今までは「枕」で、これから本題です。
上記「本音」の状況説明を踏まえて、
ご理解いただきたいことがあるんです。

1 「ブラック企業」など揶揄される
 教職員が、メンタル維持のために、
 ゆっくりと休める期間である。
2 長期休業中でしかできない仕事:
 個人研究や2学期に向けての作戦等に
 懸命に取り組んでいる職員もいる。
3 中には、休みにしておいて、時間が
 確保できたときに学校へ出向いて、
 現場でしかできない仕事をする。
 (教室の片付けや清掃、模様替え!)
 自由に出入りする(笑)職員もいる。

補足です。
ご理解いただきたい、上記3つだって、
勤務校の環境や条件で違ってきます。
小学校で、特設●●クラブ等の担当者
継続的な指導があることでしょうし、
中学校の部活動顧問は、それこそ、
過激な毎日に従事しているんですからね。
夏季休暇の5日間でさえ、消化できない。
そんな悲鳴を聞いたことがあります。

拙稿をご覧になっている方々は、
本校関係者以外も大勢(マニア含む)
いることを承知で、発信しています。
教員「世界」の理解促進を願って。

今後は、標題「」のセリフではなく、
「先生って、自分の有給休暇を使って、
 効率的に休もうとしてんだよね。」
と、正しくツッコんでください(笑)
そして、
小学校の特設クラブ担当者や、
中学校の部活動顧問には、感謝の気持ちを
伝え、労いの言葉かけをお願いします。
ふ~。やっと結論に辿り着いたぁ。長い!

追伸:
夏休みの連日、戯れ言を発信中の校長、
あんたは、休まないのか~い。
という少数のツッコミにご回答します。
ご心配なく。
明日から、長期休みを企てます(笑)
笹原小のK校長に、よく言われるんです。
「学校、大好きっすからね~。」
それは・・・否定しませんが、
現場だと、より思考が進むんですよ。
こんな学校にしたいな、とか。

夏休みも明日から、残り12日間です。
まだ、12日間「も」、ある。
大いに楽しんでくださいね。
また、この場所で再会しましょう。
では。

※ それにしても、チョイスの写真
 (今朝の、職員玄関前のお客様です。)

 

184校長室の独白(原風景)

 

 

 

 

 

 

日本語って、改めて凄いと思う。
気持ちにピッタリの「恩師」という言葉
自分の人生に影響を与えてくれた人だ。
そのN先生をお招きして、同級会の開催
その会場は、スペシャルな場所を借りた。
自分たちが卒業した小学校である。
50も半ばを過ぎて、まさか、
母校の教室を訪れる機会に恵まれるとは。
N先生が教室の黒板の前に立ち、話す。
それを児童机に座った自分らが聴く。
瞬時に、小学生に戻った感覚になった。
当時、見慣れた風景も変わらずにあり。
最高の場となったのは、言うに及ばず。
まさに、至福の時間だった。

やっぱり教育って、「薫陶」だな、と。
もっと砕いて言うなら、「感化」だ。
喜怒哀楽を共にした仲間と一緒に
刺激を受けて、心のリセットができた。
母校を舞台に同じ体験を味わい、
似た気持ちを共有できたなら、うれしい。

場所を移動しての食事会
宴の後半、運ばれてきたデザート皿
N先生には、メッセージプレート付き。
印象的な言葉を添えて、感謝を伝えた。
「わたしたちの未来のはじまり」
参加の女性陣、粋な計らいをするなぁ。
あの場所での生活から始まったんだから。

今回、自分は先生の送迎を引き受けた。
帰路の車中、N先生がつぶやいた。
「その子を信頼して、良い所を見つけて
 褒めてやる。すると、不思議なことに
 いつの間にか、良い子になっていく。」
そうですね、と応えつつ、
まずい。視界がぼやけてきた。こらえた。

「今の自分が在る」のは、先生のおかげ。
その言葉が、頭の中、グルグル巡ってた。

183校長室の独白(隣の芝生)

皆さん、いかがお過ごしですか?
夏休みも、今日で15日目です。
本地区の夏休みは、全31日間ですから、
明日がちょうど、「折り返し」地点です。

1学期終了と同時に、HP発信も休止が
普通でしょう。しかし、私の場合は、
「連載」モノだと思っているので。
マニアックなネタを連投していきます。

さて、校長も「まだまだの自分」の認識で
研修の機会(オンライン)を得ました。
隣町が推進する「キャリア教育」について
丁寧に、理解しようと考えたからです。
その「シンポジウム」に参加しました。
実は、壮大な!特別な下心がありまして。
町を跨いだ、純粋に隣の学校C小学校
その校長のコメントが聴きたかったから。

「しなやかな」子どもを育てたい。
しなやかさには、「強さ」も含まれます。
レジリエンス(回復力)の類語ですね。
私も、塙小で育てたい力のひとつです。
パネリストの一人、C小学校長は、
自校の核となる部分は、教職員の矜持!
児童を育ててきたという自信があり、
良さを見取る力も備える教職員と評した。
きっちりと、自校の教職員を褒める。
発信の場を自ら求めたと言い放つとこも、
「らしいな。」と感心させられました。
某小学校で、あのお方が主任のもと
同学年を組んだ縁が、スタートでした。
私は、勝手に、個人的に、
「兄貴分」だと思ってるんです(笑)

他の発表・意見交換で印象に残った内容
◇断片を価値づけ→つなぎ合わせる。
◇自分の新たなストーリーを語らせる。
◇連携には、「互恵性」が大事である。
◇共有する手段は、「言葉」だ。
 それが甘いと・・・(ヤバい。)
◇気付きを促すのが、「対話」である。
◇子どもは、歴史的な存在なのである。
 「子どもの中に、歴史を見る」
◇発露した時に、タイミングよく褒める。
◇赤ペンは、「将来へのメッセージ」
◇気兼ねなく、自分らしくいられる文化
◇自分たちの実践:「譲れないもの」

人の話は聴くもんだな~。今回もそう。

旧知の方、お二人が
各学校代表で実践発表されていました。
それも、うれしい。

最後に、ショット1枚を提供します。
見る人が見れば、失笑を生むんですけど。
しかし、教育関係者(校長等)で、
他校HPを閲覧する人はどのくらいいる?
私は、結構見て、参考としています。
「中体連での過激応援」某中学校長の
学校HPは、よく覗いてま~す。

 

182校長室の独白(surprise)

 

 

 

 

 

 

のっけから、宴会料理かぁ!
件の県小学校長会研究協議会の夕食は、
(コレを発信しちゃうのが、このブログ)
東西しらかわ地区小学校長会の懇親会!
県南地区(西白河・東白川)小学校長が
勢揃いしての会合は、「お初」でした。

開始前に、スペシャルゲストが登場!
まるでテレビ番組のドッキリ企画如し。
会津若松市教育委員会の
寺木誠伸教育長さんが現れたのです。
以前、県南教育事務所長を務められた
ご縁を大切にしてくださったんです。

急遽のご挨拶、「語録」を整理します。

1 いざという時は、校長自らが
  汗をかく(奔走する)
  ひと手間かける(熟考して創意工夫)
そうすることで、校長やって良かったな
と実感する場面が必ず訪れる。

2 学校にとってのお客様は、子ども。
  その目線で、提供する教育活動や
  組織を動かす学校経営を考える。
教職員も大事だが、主体を履き違えると
誤った「働き方改革」に陥る。

咀嚼しすぎて、拡大解釈かなぁ?
教育長さんの話は、ピリッと辛口ですが
核心を突いていて何とも心地よいんです。
宴会開始前の、この数分間が宝でした。
持参された「差し入れ」を置いて、
颯爽と去って行かれました・・・。

「2学期、頑張ろうっと!」
最も「ためになる話」だった。
なんて言ったら、(おい、言ってるぞ!)
今大会事務局関係者に
叱られちゃいますね(笑)