こんなことがありました。

2023年8月の記事一覧

211校長室の独白(告白)

私、告白されました。

衝撃的な出だしで驚かせましたね。
順を追って説明します。
連日、校内水泳記録会を実施中です。
最終日、高学年の記録会は
町校長会とバッティングしちゃいました。
なので、記録会直前の
最後の水泳練習を見に行ったんです。
エントリー順に泳ぐとなった時に
一人の6年男児が、側に寄って来ました。

「校長先生、俺、5mも行かねぇ。」

神妙な面持ちで、ポツリと。
その瞬間、何か、グッときたんですよ。
「大丈夫だ。頑張れ。」
適切な言葉が見つからなかった。

 

 

 

 

 

 

彼の「トライ」を見届けようと、
近くに行きました。
記録は、5m80cm
やった。5m超えたじゃないか!
驚き、喜び、安堵が入り混じった顔だ。
「超えたな。立派な記録だよ。
 本番は6m行けよ。期待してるぞ。」
耳元で、エールを送りました。

 

 

 

 

 

 

 

誰にでも、得手、不得手があります。
泳げなくたって、恥じることはない。
この場で言いたいのは、
自分の弱さに正面から向き合い、
きっちりと伝えてきた(心の)強さ
そこに、敬意を表したいなぁ、と。
この手のエピは、浪花節気質の自分には
どストライクなんですよね~。

明日が記録会本番なので、
何が何でも、今日、発信!と(笑)
彼に限らず、
高学年全員の挑戦を応援しています。
健闘を祈る。

210校長室の独白(アテレコ)

「ものづくり体験教室」の
プチだけどコアな、アナザーストーリー

①やる。カンナ削り、何としてもやる!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②やった! 順番が回ってきた。
 でも、あれ? 何か違う・・・。
 (そうだ。ボクは左利きだった。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③♪わ~たし、ピンクのサウスポー♪
 マイスターさんが、左利き用に
 木材をセットし直してくれたんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

④喜びと感謝の「アフロヘア」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ:
思わず目を細めてしまうのであった。

 

 

 

 

 

 

 

今回は、
見る人が見れば、笑ってしまうという
内輪ネタ、でございました。
①で見せた、彼の Eye of the Tiger
それを確認したので思いつきました。

209校長室の独白(回収)

では、伏線を回収しま~す。

1 カンナくずの長さ比べ
2 満足の一品
3 もっと知りたい(質問①)
4 私も教えてほしい(質問②)
5 お礼の言葉

きっかけがあると、
人はちょっぴり変容する。
その一例です。

207校長室の独白(つなぐ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ものづくり体験教室」の続報です。

 

 

 

 

 

 

 

斡旋してくださる職業能力開発協会さんの
ねらうところは、「普及」「振興」か。
若者に「技能」をつないでいくこと。
つまりは、人材育成です。
依頼する学校の立場は、
ホンモノの技能に触れさせること。
プラス
将来への「キャリア教育」も意図したい。

 

 

 

 

 

 

「ものづくりって、楽しそうだ。」
「木材自体に興味をもった。」
その種の想いが芽生えたならうれしい。

建具職人のマイスターさんは、
遠藤勝徳氏(郡山市)
小野智好氏(白河市)
黒須 誠氏(白河市)のお三方です。
懇切丁寧に、組子コースター製作を
教えていただきました。
刺激のある、貴重な体験となりました。

 

 

 

 

 

 

「保護者の方もどうぞ」とのことで、
学年保護者に参加を募りました。

 

 

 

 

 

 

プチPTA行事にもなりましたかね。

 

 

 

 

 

 

もちろん、教員も体験しましたよ。
キャリア教育の推進のために。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

協会の担当者佐藤正裕さん、

 

 

 

 

 

 

 


校長室でも念押ししましたが、
来年度も、予約済みですからね(笑)

 

206校長室の独白(匠の技)

熟練の技能や豊かな経験を有して、
厚生労働省において認定・登録された、
「ものづくりマイスター」の皆さん。
その製造業や建築業の職種の中から
建具職人さん3名をお招きして
「ものづくり体験教室」を実施しました。

プロデュースしていただいたのは、
福島県職業能力開発協会の方です。
前任校で別な職種で実施したことがあり、
その教育効果をよく認識していたので、
「うちの学校でも体験させたいな。」と
ダメもとで電話をしてみたのです。
懇願しまくりました(笑)
塙町なので、体験する子どもたちには
「木材」に親しみをもってもらいたい。
そんな想いもあったので。
対象学年は、5年生にしました。
6年生は、灯籠つくってますからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

匠の技(カンナ削りの実演)に触れ、
希望者も体験しました。
(後半は、「組子コースターづくり」)

 

 

 

 

 

 

この、子どもらの「目」
何かを、感じ取ったか・・・。
やってよかった。
そう思えるのです。

205校長室の独白(架け橋)

昨日の退勤時のこと。
この光景に出合い
思わず、車から降りました。

ちょっぴり、暑さも和らぎます。

よく見ると、
上部に伸びた部分が、左へ曲がっている。
塙町発の架け橋の着地点もあるはず?

「どこかと つながっている」

想像すると、心躍りますね。

204校長室の独白(信号機)

全校集会「校長の話」の後は、
恒例の第2学期「抱負発表」でした。
始業式の中で実施する学校もありますが、
本校の場合は、翌週の集会でした。
1年・3年・5年の代表者が発表です。

驚き、思わずニヤリとしてしまった~。
事前に打ち合わせしていたかのように、
私の話とリンクする内容があったから。

1年生SIさん。
間違ってもいい。
どんどん手を挙げて発表する!

 

 

 

 

 

 

3年生SFさん。
挨拶を心がけているが、
さらに、元気で明るい挨拶をする。

 

 

 

 

 

 

 

5年生SNさん。
授業を熱心に受ける。
自主学習でも復習をたくさんする。

 

 

 

 

 

 

 

聴いていて、うれしくなりました。
応援する気持ちを込めて、
この場で紹介します。
※ 写真、芸がなくてゴメンね~。
  それもぼやけてるし・・・。

開始前の緊張感漂う1枚は、
3人ともgoodな表情です。

203校長室の独白(全力)

全校集会で、始業式式辞の補足
子どもたちに話しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇

こんな人が 周りにいたらどうする?

1 今まで、授業中おとなしかったのに、
 急に手を挙げるようになった。
2 授業中、いつもふざけてたのに、
 真剣に話を聴くようになった。
3 宿題を忘れても平気だったのに、
 きちんとやってくるようになった。
4 あまり体育が好きじゃなかったのに、
 本気で身体を動かすようになった。
5 いつも友達に意地悪してたのに、
 優しくなって、親切になった。
6 野菜嫌いで給食を残していたのに、
 頑張って食べるようになった。
7 適当にお掃除やってたのに、
 懸命に雑巾がけをするようになった。
8 急に明るくなって、
 元気なあいさつをするようになった。
9 いつもゲームやテレビの話ばかりが、
 突然、本を読むようになった。
10 話したことない人が、
 自分に一緒に遊ぼうと誘ってきた。

校長先生は、こういう人たちを
全力で 応援する。   

「なんだよ~。急に真面目になって。
 いっつも、ふざけてんだろ~。」
などと、バカにしたり、笑ったりする人
その人たちの方が、間違っている。

学校は、
今の自分を もっと良くしようと 
努力をする「場所」です。

◇◇◇

自分のことを真剣に考えて、
努力をしようと、心に決めた人は、
ぜひ、勇気をもって 
頑張ってほしいな、と思います。

202校長室の独白(滑走路②:学級像)

掲示物シリーズ、続けます。
3年1組に掲示された「学期のめあて」

どんな学級(学年)にしたいか?

えっ! と、プチ衝撃のモノ、3選

①「きれいな」
 整理整とんと清掃は大事だね。
 自分たちの生活空間なんだから。

 

 

 

 

 

②「静かな」
「静と動」の切り替え、できるかな?
 盛り上がるときは、大いに楽しむべし。

 

 

 

 

③「平和な」
 お~い、紛争中なのか!?(笑)

 

 

 

見事なオチ。

このテンプレート、
他学年も使っているようだ。
何だか、妙に気になってきた・・・。