2023年4月の記事一覧
44校長室の独白(距離感)
「先生たちだって、学んでるんだぜぃ!」
4年1組担任のM教諭が、
学級を「開き」、授業を見せました。
「10分間観察授業」と銘打って。
本校では、こんな授業を目指して、
こんな子どもたちを育てましょう。
という、デモンストレーションです。
授業冒頭の10分間の参観でしたが、
多くの情報が手に入りました。
1 子どもたちの姿勢
(授業開始は、心が揃った。)
2 集中して書く。
(思考との切り替えもgood)
3 挙手をして意思表示
※ ただし、「立場」を決める時間は
個人差があるので、「熟考」も大事。
極めつけは、コレ。
担任が机間を歩きながら説明する場面
子どもたちの集中の度合いがいい。
子どもと担任との絶妙な「距離感」
いい具合に、鍛えられてます(笑)
43校長室の独白(帳尻)
パパラッチのように鋭意、取材中ですが
記事にするのが追いつかない(汗)
「●●がありました。」だけの発信は
避けたいので・・・。
考えるのに、少し、時間をください。
しかし、
タイムリーなものは、ホットなうちに。
今朝のこれだけは。
題して「体育委員会委員長の逆襲」
昨日の児童会総会
(詳細は、別途、お伝えします。)
委員長として明確に活動内容を伝えた。
過日の校長室では躊躇したが、
その失敗を取り戻した感がある。
とても立派でした。
人生、努力を続ければ
何とか帳尻が合うもんだ。納得。
活動内容のひとつ「ボールの空気入れ」
今朝、昇降口で黙々と行っていた。
翌日に、「有言実行」だ。
その時、突然、ハプニング発生!
古いサッカーボールが破裂した。
腰を抜かす委員長・・・。
手伝っていた女児の方が気丈だね。
「仕事、頑張っているね。」
ボールからの祝砲だよ。きっと。
https://hanawa.fcs.ed.jp/blogs/blog_entries/view/31/41d7039cfa18e5965223fadcb51d4d9f?frame_id=113
42校長室の独白(自由)
金曜日が快晴だと、
なぜか得した気分になりませんか?
登校の様子を確認した後に、
校庭をぐるりと一周する。
早速、走っている子を発見した。
級友か? 増えた。
また、別の子が体力づくりに励む。
リレーゾーンの白線が眩しい。
今日も、運動会の練習、頑張れるかな?
この自由な雰囲気がいい、と思う。
赴任して、約ひと月
校長は、ミーハー的に写真を撮りまくる。
様々なアングルで。
佳き教育環境なんですよ。ホントに。
41校長室の独白(打って変わって)
気持ちのよい朝です。
風が少し強いですが・・・。
本校の校庭は、水はけが素晴らしい。
排水能力が抜群の運動広場なんですねぇ。
早速、体育担当教師らが、
校庭トラックに白線を引いています。
今日も、運動会の練習に励みますよ。
子どもたちも元気に登校してきました。
今週も残り2日間。
目標を定めて、努力をしていきましょう。
こちらから登校してくる班に遭遇です。
学校が河川敷に隣接する立地です。
風景は違うんですけど、
♪遠くまで見える道で~♪
歌ってしまう、自分がいます(笑)
週末、そして4月の終わり
GW前で、疲れが見え始めてきます。
メンタル面、体調面、どちらでも
お子さんにご心配なことがありましたら
ご遠慮なく、学校へご相談くださいね。
40校長室の独白(密着)
「縦割り清掃班」の活動が開始です。
校長室の清掃担当は、5班です。
ハンディ掃除機を担当した
5年生SRさんは、手慣れたモノでした。
「やったことがあるの?」と尋ねると、
クリアに、「はいっ。」と。
経験を生かす。大事なことですね。
コロコロ担当の4年生OHさんも、
上級生の姿をマネて丁寧な作業ぶり。
多分、班長がMAX緊張してました。
作業分担を確認してから、清掃開始!
感心したのは、
「自分が箒で掃くから、その後をついて
雑巾をかけて。」と
具体的に説明をしていたこと。
さすが、6年生の仕事ぶりです。
反省も、しっかりと行いました。
挨拶後、「初日の班長、頑張ったね。」と
個別に声をかけようとしたら、
逃げるように去って行った・・・。
お~い。待て~。
ESさん、君のお父さんと
校長先生がお友達だということは、
ここだけの話にしておくから(笑)
緊張の理由は、コレでした。
39校長室の独白(しとしと)
「雨が降っている」と認識して、
朝から傘をさすのは、今年度初めてかな。
4月26日 週の真ん中水曜日。
15日目の登校です。
本日も元気に登校してきました。
学級での生活が軌道に乗り始め、
担任や友達との関係も徐々につくられる。
新学年の学習は、少し、戸惑いながらも
自分のできることに懸命に励んでいる。
しか~し、
運動会の練習が、本格的になりつつある。
だ・か・ら、
心身ともに、疲労は蓄積中なのです。
今朝の雨で、気持ちが下降気味?
ここまで頑張っている、
その現在進行形のお子様に
ご家庭で
温かい励ましのひと声をお願いします。
38校長室の独白(アナザーストーリー②)
もうひとつ。
OMさんが、途中で転んでしまった。
残念・・・。
ところが、
やっぱり、ニコニコしてやってきた。
「Yくんと、一緒に走る。」って。
全体数が奇数になっていて
AYさんは、一人で走る予定だった?
(または、教師が伴走したか?)
しかし、OMさんの
強い、優しい気持ちのおかげで、
はい、このとおり。
一緒に「競走」が成立しました。
二人とも頑張ったよね。
37校長室の独白(アナザーストーリー①)
あれっ?
走ったばかりのペアが
ニコニコしながら戻ってきた。
タイム測定担当のN先生が、
「うっかり」しちゃったらしい(汗)
遠くで、×(バツ)ジェスチャーだ。
列に並んだ二人に話しかけると、
「もう一回、走るチャンスがある。」
(だから、ラッキーなんだって。)
これには驚いた。
大人だって、そのセリフ
こんな爽やかには、出てこない。
KSさん、YZさん、
校長先生は、感動したぞ。
36校長室の独白(勇姿)
50m走のタイム測定をしています。
1年生、懸命に走る姿は、
とてもカッコイイですね。
順番を待つ、緊張感。
でも、
走る友達を応援することも、忘れない。
走った後も、
1列に並んで待っている。
偉いね。
本校の場合、
まわりの自然に
見守られている感、
励まされている感が、心強いです。
35校長室の独白(揃う)
4年生教室を出ると、
N-1グランプリの長テーブルの下に発見。
説明は、いらないですよね。
こういうところにも
担任の「想い」が、見えます。
どんな子どもらに育ってほしいのか。
34校長室の独白(個で成立)
前号タイトルは、3人編成にちなんで
「3」としましたが、今、気づきました。
33号のタイトルが、3。
我ながら、オシャレです(笑)
当初タイトルは、「実験くん」でした。
ですが、これだとバラエティ寄りなので。
さて、
この写真1枚から、わかることは?
4年生、元気印の授業風景
「わかった!」となれば挙手します。
伸び上がって、立ち上がる勢いの子も。
ですが、よく見ると・・・。
まだ、真剣に考えている子
挙手しようか、お悩み中の子
自分のノートに根拠を見出そうとする子
いろいろいますよね。
これで、いいんです。
早い者勝ち、じゃない、ですから。
学習は、個別に成立します。
子どもたちが、自分の立場をもつまで
担任は・・・待ちます。
「わからない」の意思表示だって、
立派な「立場」なんですよ。
33校長室の独白(3)
20日で発信が止まっておりました。
校長、行方不明ではありません。
ルーティンのリズムが、まだ・・・。
取材はしてるんですけどね。
では、ここから一気呵成に。
6年生理科の実験です。
気体の性質を調べています。
デジタル教科書の写真は、和やか。
ですが、「現場」は違います!
てんやわんやしながら、
班員が協力をして実験を進めます。
3人編成が功を奏しています。
ぼけっとしている暇はないですから。
この、ドキドキ、ワクワク感
楽しみがある学びは、
心に刻まれます、きっと。
32校長室の独白(取り急ぎ)
快晴!
校舎上空も、まさに「ピーカン」です。
「おはようございます。」が、
今朝で11回目の塙小です。
先陣を切った、マラソン集団が
元気に走り始めました。
そろそろ、
心身共に、疲労が出てくる頃です。
新生活での緊張の連続ですからね。
各学級で、十分に配慮してまいります。
31校長室の独白(素性)
「校長先生!」
ある男児に声をかけられました。
いきなりの質問
●●●●(名前)って、知ってますか?
知ってるもなにも・・・「教え子」
となり町の
昨年、創立150周年を迎えた某小学校
教諭時代、卒業学年で担任をしました。
「お母さんの、弟」
そうなのかぁ。
もう、笑うしかない。
だんだん、素性がバレてきますね。
「塙小に、訪ねて来るように」
伝言を依頼したのは言うまでもなく。
30校長室の独白(距離感)
続いて、軽めのジャブ2つ。
朝のルーティンで、各教室を巡回します。
1年生教室に入ると、子どもたちから
こう、
ちょう、
せん、
せい、
おは、
よ~、
ご・ざいっ、ます。
文字で表すと、上記のようなテンポで
挨拶をされます。
微笑ましいです。
うれしいですよ~。
3年1組のKSさん。
今日、やっと名前と顔が一致しました。
何がって?
全校生で、唯一無二
「よしかず先生」と呼んでくれる子!
下の名前、ですからね~。
これには、照れまくりです(笑)
校長なりに、
子どもたちと距離を詰めて
親しくなる機会は、結構、あります。
29校長室の独白(めっちゃ)
昨日のネタがボリュームあったので、
翌日は、その反動でライトです。
私の、よくあるパターンです。
今回は・・・プチ自慢(笑)
保護者の方々にとっては、
何をいまさら感がありありでしょうが、
本校の校庭は、
めっちゃ、「広い」んです。
今、「ふ~ん?」ってな感じですか?
例の白線「直線コース」を
校庭の横一直線に確保できるんですよ。
正確に伝えると、120mとっても
まだ、余裕がある。恐るべし・・・。
県内屈指のレベル!(だと思う。)
白線補修中の若手男性教員に
アツく語っちゃった校長なのです。
それに加えて、悠々と流れる久慈川
遠くに望む、自然豊かな風景
私達教職員は、
「ワーケーション」を堪能できて、
心、和みます。ホントです。
この恵まれた教育環境を維持しつつ、
最大限に有効活用をして、
本校児童の健全育成に努めたいです。
28校長室の独白(決戦?)
HPを発信している学校さんは、
本日に限り、共通の話題かもしれません。
6年生が上がる、とある「土俵」です。
全国の同学年児童と肩を並べての挑戦!
それは、
正式名称「全国学力・学習状況調査」
この「・」(ポチ)が、重要なんですよ。
学力(国語、算数)が問われるだけでなく
各自の学習状況も調査されます。
学力は・・・(前年度までが勝負なので)
もう、ジタバタしてもしょうがない。
ただ、「無回答」はなくしたいかなぁ。
最後まで、あきらめないで挑む。
その態度は、必要だと思います。
「質問紙調査」って、ご存じですか?
この質問紙によって、
学習や生活の環境について問われます。
例えば、
「自分には良いところがある?」とか
「学校へ行くのが楽しい?」など。
数値に出ないからこそ、
これに回答できる「心」を
きっちりと育てたい。そう、考えます。
本校6年生の心の持ち様は、どうなのか?
4月赴任の校長としては、気になる。
蛇足:
余計で、微妙な、プチ情報です。
(たま~に、こういうの投入します。)
上記の正式名称は、通称があるんです。
「全国学力調査」「全国学力テスト」等
様々に表現されることが多いんですよ。
私は、「全国学テ(がくて)」かなぁ。
中でも、「全国学調(がくちょう)」
これを、さらりと使えるようになると
あなたも今日から、業界人!(笑)
27校長室の独白(一年前)
もうひとつ。
注目したのは、新2年生です。
一年前は、自分たちが
「あの場所」にいたわけですから。
何か、想うところあるよね?
一年先輩のお兄さん、お姉さんとして
優しい気持ちが
自然に出てくるといいですね。
会の終了時の表情や
1年生の退場を見送る様子を見ていると
大丈夫だね!
そう感じました。
26校長室の独白(安心感)
前号で取り上げた「迎える会」
考察を2つ、お届けします。
じゃんけんをして、
列車をつないでいく例のゲームです。
♪かもつれっしゃ シュッシュッシュ♪
ゲームをしていないのに
大盛り上がりをしている一群あり。
リズムに合わせて身体を動かし、
歌いながら、大きな手拍子!
6年生の女子諸君!
あなたたちの、そのノリの良さ(笑)
とても貴重です。
大事なんだな~、そういうの。
凄く、安心感を得ました。
ありがとう。
25校長室の独白(コスパ)
短時間で、効率よく
仕掛けを大がかりにしなくとも
1年生に喜んでもらう演出を工夫する。
ホスト役の6年生、頑張りましたね。
「1年生を迎える会」が、
華やかに、軽やかに、行われました。
コスパが高い、
全校生で、「面白かった」を体感した
楽しいひとときでした。
今年度、初の「全校集会」でした。
全校生が「一堂に会する」のって、
やっぱり気持ちがいいものなのですよ。
24校長室の独白(授業参観②:フォーカス)
全学級を急ぎ足で参観し、
おおっ!と思った場面をチョイスします。
前後関係が不明で、
トンチンカンだったらごめんなさい。
①ご家庭との連携
黙読や音読、どちらも家庭学習の定番
ルーティンの積み重ねが、
学級での授業と上手にリンクします。
姿勢がよいのも素晴らしいです。
②既習を生かす
参観中の私に、突然、質問が。
答えると、その回答を学びに応用です。
「校長先生の好きな食べ物は・・・。」
直前に入手した情報を取り込みながら、
それに続けて、自分のも紹介する。
なかなか高度だと思います。
③根拠を示す
「教科書の●●に書いてある。」
こう言えると、説得力が増します。
そして、
そこから、自分はこう考えた・・・と。
習得したい発表の仕方です。
④つぶやきって、大事なんです
集中して、教師の説明を聞いていた子が
「あっ、そういうことか。」
この瞬間があるから、
学びは面白いんですよ。
一気に、ノートに書き始めましたから。
⑤できた喜び
自己紹介用の手づくり名刺に
自分の「名前」を書くことができた!
「できた」「わかった」
その喜びを得させるために、
私達教師は、あの手この手、講じます。
喜びは、学習意欲の持続を生みます。
23校長室の独白(授業参観①:顔見世)
年度当初の授業参観は、例えて言うなら
劇場の「顔見世興行」みたいなもの。
お子さんの「担任」を確かめに来る!
おそらく、目的はその一点か???
参観の時間帯指定やら、
参観の人数制限等々もありませんので、
予想以上の「多数」でした。
保護者の皆様のお気持ち、伝わりました。
興行的には、大成功(笑)
校長も、きっちりと「顔見せ」しました。
全体会に参加できなかった方々のために
校長挨拶の後半部分をここでおさらい。
保護者のみなさんへのお願いの部分です。
お子さんを
「褒めて、励ましてください」
所属の学級にも好意を寄せていただき、
担任のことも認め、そのサポーター就任を
お願いしたところです。
学校と家庭、地域も上手に巻き込み、
適切な学習環境づくりをしたいからです。
どうか、お力をお貸しください。
また、
教育活動に関して、
不明な点、お困り案件等があった場合には
迷わず、問い合わせくださいねとも。
必要ならば、管理職もお話を伺います。
校長室が広すぎて、そわそわしています。
ぜひ、お越しくださいね。ご遠慮なく。
22校長室の独白(企画力)
14日の朝は、もうひとつトピックが。
「校長先生、お話があります。」
神妙な面持ちで児童4名が校長室へ。
「塙小の体力が落ちているようなので、
全校生で・・・。」
自分たちで体力向上の新企画を考えて
それを試しにやってみたいとのこと。
体育委員会の三役が、校長に直談判!
ひと昔前の学園ドラマみたいだ~(笑)
こういうの、私、大好きです。
まぁ、担当教師の「種まき」があり、
適切な指導のもとに動いたわけですが。
(後から、担当が説明に来ました。)
自治的な活動に、意欲的でよろしい。
規則、施設や設備、お金に関わるような
自治の範囲外の内容はNGですが、
その範囲内なら、子どもらの意思決定は
ある程度、尊重されるべきですよね。
一人が、が~っと一気に話しました。
その懸命さ、緊張感が伝わってきて、
微笑ましくなりました。ナイス!
担当の先生とよく相談して、
全校生のために良い企画をお願いします。
と、今回の提案にOKを出しました。
以下は、私の妄想、勝手にアテレコです。
①アツくなって、話しすぎちゃった。
少し、反省・・・。
②うわ~。ぼく、委員長なのに
出るタイミング、逃しちゃったぞ。
③私が、ちゃんとしないと・・・。
よし、後で、記録しておこうっと。
④ボク、遠くを見つめちゃったよ。
21校長室の独白(朝活)
ちょっと、coffee breakネタを・・・。
ブログNo.19のアナザーストーリー
校庭から校舎内に戻ろうとすると、
大きな石の後ろに、人影あり。
うずくまって、真剣そのものだ。
何をしているのかと尋ねると、
「四葉のクローバーを探している」
そうきたか(笑)
こういう朝活もあるんだなぁ。
妙に納得させられました。
校庭一番乗りの子もそうですが、
大事なのは、
「自分で決める」こと。
そこには、
その子なりの「意思」が存在している。
毎日のルーティンだったり、
好きなことに没頭状態だったり、
または、
それをやることでスイッチが入ったり。
素敵な行動を選択しているんだろうな。
「幸せ探し」さんのおかげで、
しばし、思考を楽しみました。
20校長室の独白(見どころ)
出かける前に、
本HPをご覧いただいた保護者の方々へ
こんなところにも、ご注目を。
各学級や各学年では、
年度当初に「めあて」やら「意気込み」
子どもの新鮮な気持ちを
形にした掲示物があります。
始まって数日間ですが、
その種の「成果物」もお見逃しなく。
帰宅してからの
話題のひとつになりますから。
4年生の掲示物をプチ紹介
気持ち新たに、チャレンジする内容を
アツく?、アピールしています。
私のベストチョイスは、この4つ
①自己表現は、大事だよね。
②間違ったって平気だよ。
③ノルマを課してるのが凄い!
④「逃げない」姿勢、見習います。
※「やりたくない」をなくす。
と明記されています。
19校長室の独白(心躍る)
朝、真っ先に校庭に出てきた子がいた。
登校班の到着時間が早いのかもしれない。
「今日は、着替えなくてもいいから。」
早く出て来ることができた理由らしい。
「今日の授業参観は、お母さんが来る。」
お家の人に「見られる」のは、
照れが半分、うれしさ半分なのだろう。
早速、走り始めた。
体育担当の教員が、
件の白線を補修しようと出てきたら、
子どもたちが「手伝う」とのこと。
群がる子どもたち(笑)
天気もいいし・・・。
「授業参観」日和なんてものはないが、
子どもたちの
「見られる」心の準備は、整った。
お待ちしております。
18校長室の独白(探検隊)
どんな教室(部屋)があるのかな?
見つけて、覚えてこようね。
そのような指示を受けて、
探検隊が出発しました。
1年生「生活科」の学習では、
学校探検を行います。
校舎内のあちらこちらに足を運ぶのは、
まだまだ、勇気のいることでしょう。
多分、現在の主となる生活圏は
昇降口と教室、そしてトイレかな?
担任の先生の案内で、
全員で移動しているところでした。
学級に戻ったら、振り返り。
どんな教室が印象に残ったでしょうね。
一人一人の興味・関心が異なるので、
「一番」を出し合うと、
面白いかもしれません。
それにしても、このアングル。
カメラマンと照明係の後に続いて
洞窟に入る探検エンタテインメント!
保護者のみなさんは、?ですよね~。
このネタで笑えるのは、
私と同世代の方々です。
17校長室の独白(マネぶ)
最初に見かけた時、ニヤリとしました。
だって、このタイトルなんですもん。
4年生教室前の長机の上には、
自主学習ノートが展示されていました。
そうか!
模範となる自主学習の紹介かと思い、
各ノートを手に取って、中身を見ました。
すると・・・。
毎日、違う子が書いてあったのです。
???
しばし考えて、合点。
グループで1冊の学習ノートを
リレー形式で巡回するのかなぁ。
妄想しながら、ひとり楽しんでいました。
このスタイルのメリットは、
「友達の内容を参考にできる」
「友達のよさを真似ることができる」
ナイスなアイディアだなぁと、
我が学校ながら、感心しましたよ。
「学ぶ」の語源は、
「マネぶ」からという説もあります。
大いに、マネようね!
Nは、ノートのNでした。
若手漫才師の登竜門だったり、
ピン芸人の日本一を決めたりする。
では、なかったです。
16校長室の独白(効能)
校庭に突如現れた、直線コース!
昨日の放課後の、
(「担任発表」で動揺した!)S先生と、
転入職員で3年2組担任M先生との
協働による仕業だったらしいです。
運動会に向けて、
個人の走力測定という目的はあるものの
こういう「仕掛け」は、
興味深い結果を生み出します。
ほ~ら、このとおり。
みんな、走っちゃうんですよ(笑)
反対側からも・・・。
いかにして
子どもの興味・関心を引き出すか。
授業も同じことなんですよ。
「白線」ひとつで、子どもを動かす。
これぞ教育のなせる業ですかね。
15校長室の独白(隊長!)
「解散!」
学校に到着した集団登校班は
職員玄関前で、縦1列に並びます。
班員全員が揃ったことを確認すると、
班長が冒頭のひとこと。
ミッション終了!的な雰囲気で、
見ていて気持ちがいいです。
たまたま遭遇した2つの班を、カシャ!
交通ルールを守り、
班員と協力して、無事に登校完了。
「今日も、安全に登校できたね。」
そんな想いが自然と沸き起こります。
班長の姿を見て、学ぶ。
下級生、次年度に引き継がれていく
伝統なのでしょう。
14校長室の独白(育てたい力)
T教頭が申し訳なさそうに説明に来た。
JA東西しらかわ様より、
子ども雑誌「ちゃぐりん」と
補助教材「農業とわたしたちのくらし」
その贈呈式が、「今日」「今から」と。
日程調整で、双方の行き違いらしい。
来校のJA様と、お互いに苦笑い。
まぁ、よくあること。
慌てたのは、関係する5学年担任
すぐさま代表児童を選んで、
贈呈式に臨んだのです。
ブログで取り上げようと思ったのは、
その式中の「児童代表よりひとこと」
その対応がナイスクリアだったからです。
事前に知らされてませんから、
その場が一瞬、微妙な雰囲気に・・・。
そりゃあ、なりますよ。
少しの沈黙の後、
「ちゃぐりんを読んで、田んぼの学校に
生かせるようにしたい。」
「大人になっても、農業について、
考えられるようになりたい。」
そんな内容を話すことができたのです。
素晴らしい、とっさの判断でした。
感心しましたよ。
いきなりコメントを求められても、
臨機応変に対応することができる。
頑張って、自分の言葉で話す。
育てたい力のひとつですね。
追伸:
事後に、当の本人らに聞いてみたら、
(頭、真っ白で)覚えてない、と。
そうだよね(笑)
よく、頑張った。えらい。
13校長室の独白(朝の一コマ)
朝の校庭
数名が、マラソンに励んでいます。
「教室に戻りましょう」的な放送が
流れた頃、遅れてやって来た級友あり。
「一周くらい走れるよ。」と促す子ら。
「よし!」と走り出した子を
見送るのかな?と思っていたら、
後を追ってみんなで走り出しちゃった。
なんか、いい・・・。
話を聞くと、4年生の集団でした。
「余は満足じゃ」の様相で
足取り軽やかに教室に戻る子どもたち。
背中が、ちょっぴり頼もしく見えた。
12校長室の独白(伝統)
まだ、縦割りの清掃班は、
編成オリエンテーションをしていません。
なので、
4月10日(月)の清掃は、
学級(で編成の)清掃担当で実施です。
清掃の放送が流れたので、
校長室前の廊下に出ると、この二人。
これは、シャッターチャンス(笑)
指示が出ていなくとも、この姿勢
こういう「静」の動き(態度)が
自然にできるのは、
佳き伝統のひとつでしょう。
この種の発見に出合えるのを、
どんどん楽しみにしています。
11校長室の独白(お初)
思いついたまま、撮り溜めていた
スマホ写真データにて記事作成です。
4月7日(金)
令和5年度、初めての給食です。
子どもたちの楽しみの一つであることは
間違いないでしょう。
また、今年度の転入職員にとっては、
初「塙町」の給食となります。
これも、転勤に付随する楽しみなのです。
市町村の給食センターの特色もありますし
自校給食(校内に調理施設あり)も、
捨てがたい魅力があるんですよね。
管理職(大抵は、校長)には、
「検食」という仕事があります。
武士の時代なら、「お毒見役」ですかね。
子どもたちより、少し早くいただきます。
プチ特権なわけです(笑)
「校長先生、いいな。早く食べられて。」
たまに、言われます・・・。
小学校での初給食となる1年生
機会あれば、その様子もご紹介します。
ご家庭での作法やマナーを持ち寄っての
「集団」会食となりますので、
徐々に社会性も身に付くことでしょう。
10校長室の独白(笑顔)
2日目の4月7日(金)から
本格的に授業開始となりました。
しかし、実際のところは、
どの学級においても
「慣らし運転」だったことでしょうね。
各学級を訪問して様子を確かめた際に、
おっ!と、気になった子がいました。
5年2組では、「自己紹介」の真っ最中。
担任のW教諭は、転入職員です。
子どもたちの自己紹介を聴きながら、
懸命に・・・メモをとっています。
気持ち、わかるな~。
私もその場で聴いていたのですが、
誰に対しても、毎回、「ベスト」で
拍手を送り続ける子、発見しました。
ごめんね。まだ、顔と名前、覚えてない。
でも、初フィーチャリング!
いいな~と、素直に思いました。
みんなの笑顔も、goodですね。
この笑顔、続くといいな。
そして、
全校に広がるといいな、と。
それ、目指します。
09校長室の独白(伸びる)
入学式ネタをもう一本です。
「校長先生、若いっすね!」
記念撮影時、並ぶのに移動されてきた
ある保護者の方から。
(えっ、今、褒められた?)
まぁ、それ相応のお年頃なんですけど。
校長だって、褒め言葉はうれしい。
褒められたら伸びるタイプなんで(笑)
保護者のみなさま
ぜひ、学級担任のことも褒めてください!
授業参観日での様子から
担任の長所を感じ取っていただいて、
その日の夕方に、ご家庭で。
お子様との会話の中で
「担任の先生、なんかいいよねぇ。」
もう、それだけで充分でございます。
そのお言葉を、
お子様が学級に持ち寄ってくれるので。
日々の、子どもとの関わりをとおして、
各担任には伝わりますから。
担任のことも、褒めて伸ばしてください。
08校長室の独白(「な」の秘密)
入学式では、
1年生に何を話したでしょう?
こちらも、ひとつだけ。
「は・な・わ」の「な」は、
仲良しの「な」です。
①友達と仲良しになる。
②2年生から6年生のお兄さん、お姉さん
と仲良しになる。
③担任の先生と仲良しになる。
ミソは、この次
④学校と仲良しになる。
なぜ、学校と仲良しになれるかって?
それは、楽しいことがたくさんあるから。
学校と仲良しになると、
みなさんの顔は、にこにこしてきます。
そうです。
塙小は、にこにこ笑顔が
たくさんある学校なのです、と。
ここまで、拙稿を読んだ方は、
おわかりでしょうね。
始業式の式辞とリンクさせてます。
1学期は、「笑顔」がキーワード!
1年生の式中の姿勢が立派でした。
それ以上に、
私が感心したのは、「返事」です。
「はいっ」
この、ちっちゃい「っ」が、
しっかりと耳に届いてきたんですよ。
07校長室の独白(sakura)
入学式を無事終えた、6日の午後。
「桜をしっかりと見ておかないと!」
と思い、いそいそと校庭へ。
ちょうどその時、サッカー小僧たちが
「校庭を使わせてください。」と
お願いにやって来た。
校庭で、一緒に歩きながらの会話
「今日、校長先生が言ったこと、
覚えてるかなぁ?」
「ちゃんと話を聴くこと」
(それ、途中で褒めたからね。)
「盛り上がるときと、けじめ!」
(おっ、いいね。切り替えだ。)
でも、「式辞」の内容が
なかなか出てこないな・・・。
わかるよ、校長先生!
と切り出した子の答え
「いっぱい笑う」
ある意味、正解(笑)
06校長室の独白(笑顔のわけ)
担任発表の盛り上がりは予想していたので
式辞は前に設定して、厳粛に行いました。
話した内容は、ひとつ。
「笑顔を増やそう」
塙小の教育目標に掲げている
「あふれる笑顔」
その笑顔をたくさん増やしたい。
どんな時に笑顔になるのかな?
①何かできるようになったとき?
②友達に優しくされたとき?
③おいしい給食を食べたとき?
④先生に褒められたとき?
自分の「笑顔のわけ」を考えながら、
毎日、過ごしましょう。
「学校は、楽しいところ」なんです。
その楽しい場所で、
たくさんの笑顔が増えるといいなあ。
上記のようなことを、話しました。
子どもたちの聴く態度は、
とても素晴らしかったです。
伝わったかな・・・。
舞台裏を少し、補足します。
一番最初に4年生担任を発表する。
そう決めていたので、
該当の二人には事前に伝えました。
つまり、仕掛け人を二人ご指名です。
最初に発表するので、
「いぇ~い!」的な感じで
子どもの前に出てきてくださいね、と。
そしたら、ですよ。
4年1組の発表から、ドッカ~ン!
仕掛け人なので余裕かと思いきや、
次の、4年2組のS先生は、動揺!
記録写真を担当していたのに、
そのメンタルが表出したのがこれ。
よかったですね、S先生(笑)
05校長室の独白(発表!)
始業式での「校長の話」(式辞)の中で
「担任発表」をします。
子どもたちは、この瞬間を楽しみに
学校へ行く、と言っても過言ではない。
そう思います。
私、遊び心でドッキリを仕掛けました。
先生方にも内緒で、ランダムに発表です。
1年生からの順番どおりじゃ、
少しつまらないですからね。
発表前に、ボイパでドラムロール(笑)
来年は、誰かに生演奏、頼もうかな。
この笑顔
この歓声
学校が活気づきました。
04校長室の独白(ファーストコンタクト)
怒涛の3日間を乗り切り、
子どもたちとのご対面です。
着任式って、心躍ります。
子どもに会ってこその教師ですからね。
転入職員が勢揃いの一枚です。
まだ、顔と名前が一致しない
「謎の覆面レスラー」状態ですね。
授業参観まで、お待ちくださいませ。
私は、
「大変なことが起きると、
体中に汗をかいて知らせる」という
汗かき地蔵様がある中島村の学校から
来ました、と自己紹介しました。
本HPをご覧の皆様、
汗かき地蔵は一見の価値ありですよ。
ぜひ、中島村へ足をお運びください。
私の、お気に入り地域の宝です。
教育目標のひとつ、
「ひかる汗」とリンクさせたんですけど
反応は微妙でした。ですよね。
ここでも、
地域を「知る」ことから始めます。
塙町や本校学区での
ホットスポットを教えてください。
03校長室の独白(ウエルカム)
初日、教室で子どもを迎えるために
各担任は黒板にメッセージを記します。
その一部をご紹介しますね。
偶数学年でメンバーが持ち上がりでも、
「新」を意識させる表現があります。
担任の想いが反映していますよね。
何事もファーストコンタクトが大事です。
新たな出会いを演出する工夫があって、
こちらもワクワクしてきます。
教室でメッセージを読んだとき、
お子さんはどんな感想を抱いたでしょう?
ご家庭で、ちょっと聞いてみてください。
私のベストチョイスは、このイラスト。
かがやき学級担任S先生の力作ですよ。
右上に注目! 風が吹いてます(笑)
02校長室の独白(カレンダー)
今年度の始まりは、4月3日でしたね。
1日と2日は週休日でしたから、
当然、転入職員の着任は3日です。
そして、
子どもたちを迎えてのスタートの日は、
4月6日(着任式・始業式・入学式)
私が、何を申したいのかというと、
逆算して、準備期間は3日間だった!
これって、「業界あるある」です。
カレンダーの妙・・・なのです。
どの学校でも、
怒涛の3日間が展開されていたはず。
特に、転入職員の苦労は・・・です。
初日の夜、玄関を出た際に見上げた空
月に励まされました。
「よし。ここで頑張ろうっと。」
そう思えた瞬間です。
01校長室の独白(ご挨拶)
校長ブログ開設にあたり、
一言、ご挨拶申し上げます。
どの学校でも、HPをとおして
教育活動の紹介をしています。
大抵は、管理職(校長または教頭)か
教務主任、もしくは情報教育担当等です。
私は、名乗ることにしています。
発信元をはっきりさせたいので。
校長のフィルターをとおした
子どもの姿を随時、発信してまいります。
拙稿により、
校長自身の考えもお伝えしたいんですよ。
校長新任校でのタイトルは、
「校長室のつぶやき」で、
校長2校目の前任校は
「校長室のひとり言」です。
ネーミング、悩みましたよ・・・。
考え抜いた末に辿り着いたのは、
「校長室の独白」
あまり、芸がありません(汗)
モノローグではオシャレ過ぎますし。
えっ?
「毒を吐く」じゃないのかって?
そうかもしれませんねぇ(笑)
たまにマニアックなのは認めます。
では、今後、
お気軽にご覧いただきますよう、
お願いいたします。