2023年6月の記事一覧
102校長室の独白(レコメンド)
本日は、朝から雨でしたね。
週イチで勤務されるS学校司書さんによる
6月(梅雨時期)の「お薦め本」が
展示コーナーに置かれていました。
ぜひ、手に取ってみてください。
この時期になると、
私も恒例でお薦めする本があります。
校長の初任校で出合ったんですよ。
学校司書さんの展示コーナーで。
廊下で何となく読み始めて・・・。
あきびんご氏の絵本「ゆうだち」
前任校でもHPで紹介しましたので、
3校目となる本校でも、イチ押しで。
拙稿をご覧になったお家の方からの
「伝達」がないと進展しないのですが
塙小のみなさん、
本校図書室で探してみてくださいね。
先日、探したら、何と2冊ある!
簡単に読めるので、
読んだら、校長室に来てね~。
「ブックトーク」した子もいました。
読書感想文を書いた子もいたんですよ。
当時、廊下で立ち読みし始めて、
「腰を抜かす」ほどのダメージあり。
ほのぼのとした表紙絵からは、
想像できない内容なのです。
衝撃、ですから(笑)
101校長室の独白(擬人化)
ストック写真のデータを消化します。
101号は、軽~く、発信です。
学校だよりでも紹介済みですが、
2年生の「サツマイモの苗植え」です。
5年生「田んぼの学校」のすぐ隣り。
その畑での作業となりました。
学年全体の共通認識が面白いんです。
サツマイモ(の苗)さんを
「優しく寝かせてあげよう」ですから。
掘った穴の中に、
横にして寝かせるように。
「土のお布団をかけてあげる」と。
ほっこり、しますねぇ。
土をたくさんかけすぎちゃうと、
布団が重くなって、苦しくなっちゃう。
「悪い夢を見ないようにしてあげる」
子どもらの発想は、ユニークですね。
「いい夢見ろよ!」
某男性タレントのネタ「ワード」が
頭から離れない私でした(笑)
100校長室の独白(100号達成)
拙稿が、通算100号に到達しました。
紙媒体の「学校だより」も担当なので、
これも、微妙な「二刀流」なのかな?
思い立って始めた校長ブログですが、
3校目となる本校でも、
基本となる部分はブレていません。
ほぼ同じ、と言っても過言ではない。
子どもの姿をとおして、保護者の皆様に
学校の「今」をお届けしたい。
それも、名乗って・・・。
「今日、●●がありました」的な
新聞記事風でもありませんし、
リアルタイムでの発信でもないですが、
必ず、伝えたい「何か」を
含みたいと、心がけているつもりです。
校長の考えを公表する場って、
意外と、少ないんですよ。
何気ない日常でも、視点を変えると
意味のある、価値あるものが存在する。
それを見つけたいんですよね。
「こういう学校、面白そうだな。」
そう思ってもらえるとうれしいです。
実は、もうひとつねらいがあって。
それは(全部ではないですが)、
本校職員へのメッセージでもあります。
「校長って、こんなこと考えてんだ。」
「なるほど、じゃあ・・・。」
自ら、行間を読んでもらう、という
ほぼ「禅問答」スタイルです(笑)
だったら、直接、言えよ!
(と、総ツッコミ、入りますね~。)
まっ、こういうマニアックな刺激も
組織化には、たまに必要なんですよ。
読んでなきゃ、意味ないですけど。
補足:
保護者さん、学校関係者以外にも、
「読んでます」のマニアさんの存在が。
「また、あの校長、出してんのね。」
その方々にも楽しんでもらえるよう、
鋭意、発信に努めます。
今後も、ご贔屓にお願いしますね。
99校長室の独白(「教育長さんをさがせ!」番外編)
教育長さんや●ォーリーだけでなく、
私、実は・・・、
子どもたちの良さも探していました。
まずは、「書く」こと。
自分の考えを整理したり、
練習問題や書き取りに挑戦したり。
それも、「集中」して取り組みます。
その表情は、カッコイイんですよ。
書く姿勢にも気をつけています。
両足ぺったんを推奨しています。
最後は、
「聴く」「待つ」姿勢のオンパレード
目にも力が感じられます。
この姿勢で、視線が自分に注がれたら
私達教職員も、背筋ピン!ですよ。
頑張らねば、と気を引き締めます。
これらは、
おっ、と思って写真に収めた一例
もっとたくさん、いるんですよぉ!
↑これは、強調しておきたい(笑)
世界デビューしたので、
本校児童の良さをガンガン発信します。
98校長室の独白(教育長さんをさがせ!)
町教委による「教育長訪問」です。
入学・進級した子どもたちの様子を
ご覧いただくこと、プラスαあり。
異動教職員の「顔見世」も兼ねて。
落ち着いた雰囲気の中で、
学習が進められている。
各学級の経営状態も、まずまず。
子どもたちの良さも
たくさん見つけていただきました。
授業参観後の懇談では、
本校の「課題」も端的に示されます。
ここでは公表しませんよ(笑)
先生方にも、ちょっぴり注文です。
「もっと褒めていい・・・。」
褒め言葉を惜しまない。
さあ、先生方、大いに褒めましょう。
秦公男教育長さんはアクティブです。
どんどん子どもの中に入っていきます。
まるで、「●ォーリーをさがせ!」状態
子どもたちに、
ナイスな言葉をかけてくださいます。
一番、面白かったのがコレ。
5年生の理科の授業にて、
インゲンマメの観察をしようとすると、
「インゲンマメ、美味いぞ~。」
「味噌汁に入れるとな・・・。」
「今日、家で話してみるといい。」等々
まぁ、子どもらは、たじたじです(笑)
97校長室の独白(集大成)
養護教諭「教育実習」の最終章
それは、「授業を実践する」です。
4年2組の学級をお借りして、
「学級活動」の授業を行いました。
教育実習生のFHさん、
指導案作成などの準備、お疲れ様でした。
人生初めての、授業でしょうから
とても緊張していたのでしょうね。
その雰囲気が伝わっちゃったのかな?
子どもたちも身構えてた・・・。
担任のS先生が、ナイスフォロー!
「どうしちゃったの、みんな。
腕が筋肉痛じゃないよね?
だったら、手を挙げようよ。」
私には、ウケた・・・。
養護の先生とティームティーチング。
その最大のメリットは、
途中で「専門性」という秘密兵器が
登場することにある。
と、私は勝手に思ってます。
妙に、子どもたち、納得しますからね。
本時は、
1 身体は年齢に伴って変化する。
2 ただし、その発育・発達には
個人差がある。
この二つが、理解できたらOK
自分の身長の伸びを数字で確認し、
ニコニコしていたのが印象的だね~。
自分の「教育実習」の一発目の授業
全く、覚えてませんが(笑)
頭の中、真っ白だっただろうなぁと。
指導教員のK養護教諭も、
隣りの学級担任M先生もご来室~。
三週間の教育実習、お疲れ様でした。
怒涛の毎日でしたね・・・。
拙稿をお見せして、
「私、頑張りましたよ。」って。
大学での担当の先生に
ドヤ顔で報告してください。
残りの日々も勉学に励み、
夢をgetすることを祈っております。
96校長室の独白(真の・・・。)
前稿の研究授業(4年1組)において、
学級全体の目標がありました。
それは、「全員発表」でした。
授業が後半になってくると、
「残り●人」となってきます。
焦りますね。
全員で達成したいという想いが、
強ければ強いほど、緊張度も増します。
明らかに困惑状態の子、発見しました。
発表しようと、途中まで手が挙がる。
さて、どうなるかな。
(ちょっと、自信がない。)
(う~ん。みんな、発表してる。)
最終的には、意を決して、
勇気を振り絞ったAMさん。
無事に、発表することができました。
真の「パイオニア」は、あなた、だね。
「みんながいるから、頑張れる。」
全員達成で、喜びの「バンザイ」
それを見ていると、微笑ましくもあり。
一人一人が、きっちりと「ある」
存在感を確かめられる場なんだね。
そういう教室、
そういう学校、でありたいものです。
95校長室の独白(開拓者たれ?)
「時を戻そう」ネタ
4年1組で、第1回「授業研究会」実施
あれっ、前にも? という方は、
マニアのレベルを超えていますね。
それは、デモの授業で、
今回は指導案も立てた研究授業です。
校内で先陣を切る授業(者)を
「パイオニア授業(者)」と称します。
みなさん、覚えておきましょうね(笑)
1 授業の方向性
(今年度研究の叩き台となったか?)
2 学びに向かう力
(教師と児童のコラボにも注目したい。)
3 子どもらの変容
(その時間内でも、個の成長はある。)
こんなポイントで観ていました。
学ぶ姿勢が定着している子
学級で「揃う」
タブレット端末の効果的活用
気分はプレゼンター
学びが「共有」できるって、
やはり、うれしさにつながるものです。
ある子の変容については、次稿で。
「パイオニア授業、どうだったの?」
「M先生、パイオニア、お疲れ様です。」
保護者の皆様、上記の例文を活用し、
あなたもギョーカイ人になりましょう。
94校長室の独白(祝 世界デビュー)
既にHPアドレスを知っていた。または
QRコードを入手していた保護者の方々は
日常的に、普通に、閲覧できていたので
気づかなかったかもしれません。
実は、塙町内の各小・中学校のHPは、
アクセスの「制限」がありました。
学校名等で検索しても、ヒットせず。
住所・電話番号・地図等のみ。
これには、まいりました。
町教委ポータルサイトの開設当時、
その措置には、
何らかの根拠があったのでしょうが、
今のご時世では不都合が生じます。
「HP無しの学校」の評判でしたから。
「えっ~。HPって、無いの?」
「どうせ、ブログやってんでしょ?」
「それも、マニアックなヤツ!」
問い合わせ「殺到」(←は、ウソです。)
その度に、QRコードを共有しました。
何だか、
怪しい会員制の秘密クラブです(笑)
今年度の校長会で協議をして、
町教委へ制限の撤廃を依頼しました。
ついに「その日」が到来したのです。
2日(金)の夕方、試しに検索すると
ビンゴ!
「開通」の状況を確認して、小躍り!
状況にご理解いただいた教育長さんや
システム調整にご尽力いただいた、
教育委員会担当者の方へ感謝、です。
今後は、
「『塙小学校』で、検索してみて。」
これで広報できるので、楽です。
門戸が開きますよ。
世界に!(おい、おい・・・。)
93校長室の独白(運動会⑧:勝敗から学ぶコト)
「成績発表」
運命の瞬間・・・。
運動会には、当然、勝敗が付きもの。
それを、
どう受け止めるか。受け入れるのか。
そこに、学びがあると思うんですよ。
勝てば、そりゃあうれしい。
「バンザイ」する前から、歓喜です。
子どもは正直ですよね。それで、いい。
でも、
少したってから、相手の立場になって
考えることができるかがポイントです。
「●組も、頑張ったよね。」
「正々堂々やって、いい運動会だった。」
そう考えられる人になってほしいです。
負けると・・・悔しいねぇ。
中には、6年間負け続けの子、いる?
負けから学ぶことは多いです。
悔しい気持ちを、ぐっとこらえて
勝った相手に拍手を送る。
その拍手は、自分にも返ってくるからね。
最後まで頑張った自分に。
負け、は心を豊かに成長させる
きっかけとなります。
「強く、しなやかな」心が育ちます。
92校長室の独白(運動会⑦:恩恵)
今回の運動会は、
新型コロナウイルス感染症対策が緩和され
来場者に関する制限は設けませんでした。
come come everybody 状態!
その恩恵を受けました。
「校長先生、来てるよ。」
5年1組SSさんの声で振り向くと、
そこには・・・。
※ 経緯は、下にリンク張りますから。
平成15年(2003年)度に
卒業生として送り出したので
この「邂逅」は、まさに20年ぶり。
メモリアルだ(笑)
(校長先生に会わせるという)
「ボクの願いが、叶いました。」
SSさん、うれしいこと言ってくれるね。
教え子が、現在の「居場所」で
自分なりに努力し、奮闘している。
それを(間接的にでも)知ることは、
この上ない、喜びなんですよ。
教師って、そういうもんです。
「今度は、校長室に来いよ。」
https://hanawa.fcs.ed.jp/blogs/blog_entries/view/31/3933c77fada6fb84f63310ffeb3f4364?frame_id=113
91校長室の独白(運動会⑥:思考・判断)
本シリーズは、あと3つ発信します。
校庭を激走する「陸上俵引き競争」は、
見ているこちらも大興奮する競技です。
4人1組でリレーを行います。
各組(4人)のチョイスする戦法は、
個性があって面白いと感じました。
「引っ張る」イメージが強いのですが、
「引いてダメなら、押してみろ」
後方から押す組もあります。
おっと、何かの拍子で
ロープが「そり」の下に入り込んだ~。
ブレーキ状態が続き、勢いが出ない。
このまま競技を続けるか?
さあ、どうする?
止まった・・・。
全員で、ロープの絡まりを修復する。
しばしのロスタイムが発生しますが
後続が勝負してくれることを願って。
スポーツにおける、瞬時の状況判断
そういうことを学ぶ場でもあるのかな。
90校長室の独白(運動会⑤:えっ?)
3・4年生の団体種目「助っ人綱引き」
中央で対戦するのは、最初に男子同士。
そこに、
女子がトラックを半周走って加勢します。
怪しい「丘サーファー」の出番が終わり
着替えをして、
「大会会長(校長)」に戻りました。
指揮台前にスタンバイするのは紅組女子
「校長先生、お帰りなさい。」
「さっきの、面白かった~。」
「最初、誰だかわからなかったよぉ。」
ニコニコしながら、話しかけてきます。
素直で、いい子たちです。
こういう「距離の詰め方」って、
すご~く大歓迎。うれしいですね。
すると、
いきなり「バン!」
出遅れた・・・。
ホント、お茶目なんですよ(笑)