こんなことがありました。

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186校長室の独白(風物詩)

 

 

 

 

 

 

皆様、ご無沙汰しました。
戻ってまいりました~。

夏休みは、残り・・・2日間。
でも、この期間は地域間格差あり(汗)
県内でも、まだ続くところあるんですよ。

 

 

 

 

 

 

夏休み終了直前の「風物詩」かも?
保護者様のご協力による奉仕作業を
本日、早朝より実施しました。
気持ちの良い教育環境が整い、
月曜日、心地よく子どもたちを迎えます。
ご参加いただいた皆様、
お疲れ様でした。ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

この時間(昼過ぎ)に、発信か~い!
ツッコミは甘んじて受けます。
残務・・・しておりました。
スマホでradiko聴きながら。
あるラジオ番組で、
この時期にピッタリな曲は、
●ザンオール●ターズの
「真夏の果実」だなぁ、との紹介あり。
同感。一緒に口ずさんでました(笑)
「少年時代」の脳内リピートに
匹敵する情景を有していますね~。

夏休み課題の最終コーナーの子らは、
また違った曲が流れてるんだろうなぁ。
頑張れ。

 

 

185校長室の独白(「先生って、夏休みがあるからいいよね」考)

 

 

 

 

 

 

 

ホント、ふざけたタイトルですね~。
でも、保護者さんや一般の方々から
よ~く、言われるツッコミなので。
今回は、大真面目に論じます。

ベタな回答は、「でも、勤務日なんです。」
(だが、ここで終わらないのがこの独白)
ぐっと踏み込んで、正直に答えると、
「特別のことがないなら、休めます。」
というのは、
法律で保障されている、
自分の「年次有給休暇」(「年休」)やら
特別休暇である「夏季休暇」等を
ガ~ンと使えば、一気に休めるカラクリ。
より平たく言えば、
出張や、輪番で回る日直勤務等
「ねばならない日」を除けば、
自分の休暇を「投入」することにより、
自由意思で●連休をつくれるんです。
全く、来なくなる人、います(笑)
おおっ、一石を投じちゃったね!(汗)

ヘンテコな例え話をします。
給料は払うことを前提に、
お得意先の仕事ないから、休んで。
この期間、この製品つくらなくていいよ。
利用者さん、来ないことになったから。
そんな極端な例は、あり得ないですよね。
つまり、他業種の仕事と比較すると、
休みを取得しやすい環境にあるのは事実
情熱を注ぐべき対象(児童・生徒)が
夏休みで「不在」なんですからね。

今までは「枕」で、これから本題です。
上記「本音」の状況説明を踏まえて、
ご理解いただきたいことがあるんです。

1 「ブラック企業」など揶揄される
 教職員が、メンタル維持のために、
 ゆっくりと休める期間である。
2 長期休業中でしかできない仕事:
 個人研究や2学期に向けての作戦等に
 懸命に取り組んでいる職員もいる。
3 中には、休みにしておいて、時間が
 確保できたときに学校へ出向いて、
 現場でしかできない仕事をする。
 (教室の片付けや清掃、模様替え!)
 自由に出入りする(笑)職員もいる。

補足です。
ご理解いただきたい、上記3つだって、
勤務校の環境や条件で違ってきます。
小学校で、特設●●クラブ等の担当者
継続的な指導があることでしょうし、
中学校の部活動顧問は、それこそ、
過激な毎日に従事しているんですからね。
夏季休暇の5日間でさえ、消化できない。
そんな悲鳴を聞いたことがあります。

拙稿をご覧になっている方々は、
本校関係者以外も大勢(マニア含む)
いることを承知で、発信しています。
教員「世界」の理解促進を願って。

今後は、標題「」のセリフではなく、
「先生って、自分の有給休暇を使って、
 効率的に休もうとしてんだよね。」
と、正しくツッコんでください(笑)
そして、
小学校の特設クラブ担当者や、
中学校の部活動顧問には、感謝の気持ちを
伝え、労いの言葉かけをお願いします。
ふ~。やっと結論に辿り着いたぁ。長い!

追伸:
夏休みの連日、戯れ言を発信中の校長、
あんたは、休まないのか~い。
という少数のツッコミにご回答します。
ご心配なく。
明日から、長期休みを企てます(笑)
笹原小のK校長に、よく言われるんです。
「学校、大好きっすからね~。」
それは・・・否定しませんが、
現場だと、より思考が進むんですよ。
こんな学校にしたいな、とか。

夏休みも明日から、残り12日間です。
まだ、12日間「も」、ある。
大いに楽しんでくださいね。
また、この場所で再会しましょう。
では。

※ それにしても、チョイスの写真
 (今朝の、職員玄関前のお客様です。)

 

184校長室の独白(原風景)

 

 

 

 

 

 

日本語って、改めて凄いと思う。
気持ちにピッタリの「恩師」という言葉
自分の人生に影響を与えてくれた人だ。
そのN先生をお招きして、同級会の開催
その会場は、スペシャルな場所を借りた。
自分たちが卒業した小学校である。
50も半ばを過ぎて、まさか、
母校の教室を訪れる機会に恵まれるとは。
N先生が教室の黒板の前に立ち、話す。
それを児童机に座った自分らが聴く。
瞬時に、小学生に戻った感覚になった。
当時、見慣れた風景も変わらずにあり。
最高の場となったのは、言うに及ばず。
まさに、至福の時間だった。

やっぱり教育って、「薫陶」だな、と。
もっと砕いて言うなら、「感化」だ。
喜怒哀楽を共にした仲間と一緒に
刺激を受けて、心のリセットができた。
母校を舞台に同じ体験を味わい、
似た気持ちを共有できたなら、うれしい。

場所を移動しての食事会
宴の後半、運ばれてきたデザート皿
N先生には、メッセージプレート付き。
印象的な言葉を添えて、感謝を伝えた。
「わたしたちの未来のはじまり」
参加の女性陣、粋な計らいをするなぁ。
あの場所での生活から始まったんだから。

今回、自分は先生の送迎を引き受けた。
帰路の車中、N先生がつぶやいた。
「その子を信頼して、良い所を見つけて
 褒めてやる。すると、不思議なことに
 いつの間にか、良い子になっていく。」
そうですね、と応えつつ、
まずい。視界がぼやけてきた。こらえた。

「今の自分が在る」のは、先生のおかげ。
その言葉が、頭の中、グルグル巡ってた。

183校長室の独白(隣の芝生)

皆さん、いかがお過ごしですか?
夏休みも、今日で15日目です。
本地区の夏休みは、全31日間ですから、
明日がちょうど、「折り返し」地点です。

1学期終了と同時に、HP発信も休止が
普通でしょう。しかし、私の場合は、
「連載」モノだと思っているので。
マニアックなネタを連投していきます。

さて、校長も「まだまだの自分」の認識で
研修の機会(オンライン)を得ました。
隣町が推進する「キャリア教育」について
丁寧に、理解しようと考えたからです。
その「シンポジウム」に参加しました。
実は、壮大な!特別な下心がありまして。
町を跨いだ、純粋に隣の学校C小学校
その校長のコメントが聴きたかったから。

「しなやかな」子どもを育てたい。
しなやかさには、「強さ」も含まれます。
レジリエンス(回復力)の類語ですね。
私も、塙小で育てたい力のひとつです。
パネリストの一人、C小学校長は、
自校の核となる部分は、教職員の矜持!
児童を育ててきたという自信があり、
良さを見取る力も備える教職員と評した。
きっちりと、自校の教職員を褒める。
発信の場を自ら求めたと言い放つとこも、
「らしいな。」と感心させられました。
某小学校で、あのお方が主任のもと
同学年を組んだ縁が、スタートでした。
私は、勝手に、個人的に、
「兄貴分」だと思ってるんです(笑)

他の発表・意見交換で印象に残った内容
◇断片を価値づけ→つなぎ合わせる。
◇自分の新たなストーリーを語らせる。
◇連携には、「互恵性」が大事である。
◇共有する手段は、「言葉」だ。
 それが甘いと・・・(ヤバい。)
◇気付きを促すのが、「対話」である。
◇子どもは、歴史的な存在なのである。
 「子どもの中に、歴史を見る」
◇発露した時に、タイミングよく褒める。
◇赤ペンは、「将来へのメッセージ」
◇気兼ねなく、自分らしくいられる文化
◇自分たちの実践:「譲れないもの」

人の話は聴くもんだな~。今回もそう。

旧知の方、お二人が
各学校代表で実践発表されていました。
それも、うれしい。

最後に、ショット1枚を提供します。
見る人が見れば、失笑を生むんですけど。
しかし、教育関係者(校長等)で、
他校HPを閲覧する人はどのくらいいる?
私は、結構見て、参考としています。
「中体連での過激応援」某中学校長の
学校HPは、よく覗いてま~す。

 

182校長室の独白(surprise)

 

 

 

 

 

 

のっけから、宴会料理かぁ!
件の県小学校長会研究協議会の夕食は、
(コレを発信しちゃうのが、このブログ)
東西しらかわ地区小学校長会の懇親会!
県南地区(西白河・東白川)小学校長が
勢揃いしての会合は、「お初」でした。

開始前に、スペシャルゲストが登場!
まるでテレビ番組のドッキリ企画如し。
会津若松市教育委員会の
寺木誠伸教育長さんが現れたのです。
以前、県南教育事務所長を務められた
ご縁を大切にしてくださったんです。

急遽のご挨拶、「語録」を整理します。

1 いざという時は、校長自らが
  汗をかく(奔走する)
  ひと手間かける(熟考して創意工夫)
そうすることで、校長やって良かったな
と実感する場面が必ず訪れる。

2 学校にとってのお客様は、子ども。
  その目線で、提供する教育活動や
  組織を動かす学校経営を考える。
教職員も大事だが、主体を履き違えると
誤った「働き方改革」に陥る。

咀嚼しすぎて、拡大解釈かなぁ?
教育長さんの話は、ピリッと辛口ですが
核心を突いていて何とも心地よいんです。
宴会開始前の、この数分間が宝でした。
持参された「差し入れ」を置いて、
颯爽と去って行かれました・・・。

「2学期、頑張ろうっと!」
最も「ためになる話」だった。
なんて言ったら、(おい、言ってるぞ!)
今大会事務局関係者に
叱られちゃいますね(笑)

 

 

 

181校長室の独白(在り方)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

県内の小学校長が一堂に集結する。
福島県小学校長会研究協議会会津大会
参加してまいりました。

今回、私が参加指定された分科会は、
「研究・研修」です。
学び続ける教職員を組織化するには?
資質・能力を向上させる打開策はある?
将来の夢や展望をもって勤めてほしい。
学校経営への参画意識を高めたい。等々。
学校の教育力を高める研究・研修について
アツく・熱く・暑く・・・協議しました。
毎度ながら、各課題の文言の締めは、
「●●と校長の在り方」なんですよね。
命題を突き付けられて、背筋が伸びます。

 

 

 

 

この場で、お堅い話は野暮なので、
ストンと落ちた言葉を紹介します。
ある校長先生が教職員に投げかけた言葉

「まだまだの自分」

いいと思いませんか?
伸びしろがあるぞってコトですからね。
今後、使わせてもらいますって(笑)
当然、校長だって「まだまだの自分」
それを胸に刻み、精進します。

今大会の会場は、東山温泉郷でした。
風景が違うんですよね。

180校長室の独白(暑中見舞い)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何処へ行っても、
「暑」さの真っ只「中」ですね。

特設音楽クラブの子らは、
先週に引き続き、精力的に活動中であり
校庭では、サッカーに興じる子らも。
それぞれの夏休みの「時」が、
ゆっくりと、確実に流れていきます。
夏季休業は、11日目を迎えました。
今日で、7月も終わりです。

8月の声を聞くと、
急に、焦り始めますか・・・ね?
私は、毎年のように
井上陽水「少年時代」の
脳内リピートが始まる時期です。

 

 

 

 

 

 

サッカー少年に声をかけて、
校庭を歩くと、がっかりなモノを発見
ミルクココアに恨みはないですが、
先日の「ドヤ顔ごみバスター」たちの
心を、ないがしろにされたような。
少し残念な気持ちになりました。

気を取り直して。
明日から2日間、会津若松市へ出張です。

皆様、ご自愛ください。
よかったら、脳内リピートの大合唱で
8月を楽しんでくださいね。

179校長室の独白(スポ根)

 

 

 

 

 

 

特設音楽クラブが、練習に励んでいます。
「特設」って、何か響きがいいです。
スペシャルな集合体なわけですから。
中学校の「部活動」のように、
小学校の課外で活動する特別なクラブ等を
いつ頃からか、そう称していたのかな?
当然、その発足や活動内容等については
保護者の承諾を得ることが大前提です。

 

 

 

 

 

 

夏休み、計6日間の練習があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

その様子を、見に、聴きに行きました。

 

 

 

 

 

 

 

前半は、パートごとの自主練習です。
各自が目的意識をもって参加している。
前向きなのが素晴らしいと感じました。

 

 

 

 

 

 

 

そして、全体練習!
和やかな雰囲気でありながら、
時折、ピリッとした緊張感が走る。
そこが、いい。
指揮者に目線が集中する。
切り替えが見事!
指導への反応、「はいっ」が揃う。
気持ちをひとつにして、音楽をつくる。
佳き時間を、経験を積み重ねている。
きっと、学ぶことも多いのだと思う。

その日は、教職員3名と
保護者ボランティア(感謝!)による
アツい指導体制でした。
「いいじゃ~ん!!!」
指揮を務めるN先生のスイッチON
普段、おしとやかタイプの彼女が
ボルテージ上がる変貌が、小気味よい。
そうでなくっちゃ。
音楽だって、体育会系のノリ、大事です。

178校長室の独白(気付く目)

ご高覧、誠にありがとうござます。
リアルタイム、またはその日のうちに
HPを開いてご覧いただいている方々は、
ヘビーユーザーの領域に達しましたね。

前任校ICT支援員先輩(実名:笑)
毎日、昼休みにチェックする習慣あり。
注釈: 以前、「Aさん」で紹介したら
   「Aさんで、わからなかった。」
    本人から、実名使えとオファー!

彼とよく話していたことがあって。
学校のHPって、自ら開かないとダメ。
他SNS等は、通知が来るとかあるけど。
なので、
主体的にベクトルを向けてくれる方々に
学校としては、感謝しないとねって。

「どうせ、あの校長、性懲りもなく。」
怖いもの見たさ、の方にも、ね?
暑さを吹き飛ばす効力はないですが、
失笑で和みが生じる程度には頑張ります。

さて、枕が長くなりました。
26日(水)の夕刻のことです。
こんなふうに記事を作成していると、
校長室の窓ガラスに児童数名が。

学校の校庭に遊びに来たら、
ごみが落ちていたので拾ってきた、と。

ひとつ、見つけたので
みんなで、ぐるっと一周したらしい。
うれしいねぇ・・・。

そこには、公共心もあるけれど、
自分の学校を大切に想う気持ちもある。
気持ちを形で、行動で示すことができた。

このドヤ顔は、誇っていいよ。

 

 

 


気付いた人への余計な補足:
なぜ、「暁先輩」なのか?
会社の厚意か、はたまた偶然なのか
母校(卒業生!)での勤務だったのです。
称号の名付け親は、私です。
子どもたちに親しみをもってもらうため。
前任校のブログ内で、
子どもや職員は全てイニシャルなのに
校長と彼だけは、実名だったんです(笑)

177校長室の独白(親バカ通信)

 

 

 

 

 

 

6月上旬、娘の「中体連」の応援へ。
地区大会2日目の決勝Tを観戦しました。
何の因果か、姉と同じ部活動を選んだので
同じ顧問に、姉妹でお世話になっている!
私が言うのも何なのだが、
この顧問の先生が、good coach(笑)
なぜ、そう思うのか?
子どもたちに、適度なタスクを設定する。
その「さじ加減」が実に絶妙なのである。
そして、
その子に応じた、適材適所の場面では
必ず、チャンスを与える。意図的に。
勝利至上主義ではなく、
(当然、勝てばうれしいのだが・・・)
それ以上に、部活動のスキルとともに
社会性やその他、必要な資質・能力を
習得させたいという熱意が伝わってくる。
ホント、ありがたい話なんですよ。

上級生が少ないチーム事情のために
娘ら中学2年生も即戦力で試合に臨む。
念願の県大会出場は、残念ながら叶わず。
あと1勝。厳密に言えば、あと1セット。
密かにだが、本気で狙っていただけに
顧問の胸中は、察するに余りある。
(本稿は、労いの意も込めています。)
子どもたちも落涙し、本気で悔しがった。
その姿に、親として安堵した想いあり。
この瞬間の気持ちを忘れない限り、
前に踏み出し、進み続けられるから。

部活動の地域移行が進められる中ですが
このような部活動の「本質」は、
適切に継承されることを希望します。

◆◆◆
一方、先に顧問にお世話になった姉は、
中学3年時の中体連「中止」の世代です。
前任校のその前、新任校長の時のブログ
リンクしますので、どうそ、ご覧あれ。
現任校長からは快諾を得ています。
「ご自身の文章なので、ご自由に」と。

http://www.town.inawashiro.fukushima.jp/cb/schoolhp/s-okina/entry-25212.html

娘は高校入学後も、同じ部活動を選び、
山あり谷ありの、紆余曲折を経ましたが
3年間続け、5月下旬に引退をしました。
我が娘ながら、敬意を表したいです。
大したもんだ・・・と。
(標題どおり、「親バカ」っすからね。)
現在は、悠々自適?の受験生(笑)

★★★
ここまで読み返すと、
壮大なスケールになってきたなぁ。
夏休みなので、ご容赦くださいませ。

もうひとつ、とっておきのネタを。
大会初日のリーグ戦での出来事です。
相手チームに、過激な応援団1名の存在
周囲がドン引きするほどだったそう(笑)
正体は、西白河地区の某中学校長様です。
生徒のために、アツく本気で檄を飛ばす。
お茶目で、ステキな校長様なんですね~。
そのお友達校長には、ネタにするからと
伝えてありますから、ご安心ください。

本日も、暑いです。
地域の小・中学生(高校生も)が、
それぞれの想いを大切にして、
青春を謳歌できる夏休みであることを
心より願っています。

176校長室の独白(会場限定)

前稿が、プチ重い内容だったので、
意識して、ライトな感じでお送りします。
題して、
「ここでしか会わない」旧知の仲(笑)

私達教員は、平日は学校にいるので
活動範囲が限定される職業なのですが、
「日清カップ」等のイベント、行事では
「同じ匂い」のメンツに再会します。
昨年も会ったんですけど、今回もまた。
私が初めて学年主任を任されたときの
同学年を組んだ、もと同僚です。
大所帯の出場校監督を務めていました。
呼び止めて、しばし「歓談」
その言葉が、ピッタリと当てはまる。
瞬時に、当時に戻れるから不思議です。

彼は、もと高校球児なんですよ。
某高校野球部の甲子園出場組の一人で、
伝説のキャプテンと称された御仁です。
出会った頃の気質は、今も変わらず。
礼節を重んじて、物腰柔らかですが、
確固たる芯の強さが、秘めたる闘志が、
垣間見える。それが、親しみを増す。

なんか、いいな~って。
きっと、「技能」以外のところに、
しっかりと手厚く指導してるんだろうな。

同じ匂いの輩が再会すると、
「昭和っぽい」話で盛り上がるんですよ。

175校長室の独白(「日清カップ」考)

 

 

 

 

 

 

「全国小学生陸上競技交流大会」は、
即席ラーメンで有名な
某スポンサーさんの冠が付いているので
通称が「日清カップ(陸上競技大会)」
その地区大会、県大会の会場に身を置き
ふと、考えたことがあったんです。
ポツリ、ポツリと思い出しながら
今回は、それについて述べます。
時折、暴論あったら、ゴメンナサイです。

「出場校(チーム)、減ってる?」
定かではないですが、そんな印象が。

以前は、主に小学6年生が全員参加する、
地区ごとの陸上競技大会がありました。
その教育的意義、私は好きでした。
が、様々な状況や条件等を勘案して、
その大きな大会は行事削減となりました。
当時の判断は、正しかったと思います。
「日清カップ」がメジャーになってきた。
それも、削減理由のひとつでしたしね。

で、私の「疑問」の浮上です。
純粋に、陸上競技に打ち込みたい子らの
想いが、願いが届いているのかなって。
所属の学校が「日清カップ」参加せず。
なら、その瞬間、道は絶たれますから。

校長が大きく旗を振ってる!学校(汗)
伝統的に参加する矜持をもってる学校
専門性のある職員が所属している学校
指導スタッフが揃っている学校
組織力が強固な、厚みのある学校
「働き方改革なんのその」な学校(苦笑)
等々だけが、名を連ねているのかな?
だったら、少し悲しい・・・。
そんなふうに感じたんです。

この問題解決の妙案は、出てこないかな。
自分たちも太鼓を叩いて、
アホみたいに陸上指導をしていた、
「昭和」気質の管理職の方々は、
もやもや感から抜け出せないでいます。

174校長室の独白(これからどうする?)

「先生たちも、学んでるんだぜぃ!」
に続く、
「校長だって・・・、以下同文」(笑)

本日、「公立学校長研修会」なるものが。
県南(西白河・東白川)域内の
小・中学校、高校、支援学校の校長
一堂に会する研修会が開催されました。

不登校の未然防止や、
教職員の不祥事防止などの課題に対して
小グループによる協議・情報交換です。
短時間ではありましたが、
校種枠を超えての意見交換は、
予想外の収穫があってよかったです。

担当から、城山三郎氏の著作からの引用
「人を支える3つの柱」なるものあり。
①「自分だけの世界」
②「親近性」
③「達成」     だそうな。
このうち、2つ以上あるとOKらしい。
一組織の長として、
関わることができるのは、②③か。
職場内の人間関係の親和性を高めたり、
職務での、個の達成感を充実させたり。
頑張らねば、と思いましたよ。

来週は、会津若松市に行ってきます。
「この間、山形に行ったばかりだろ!」
と、総ツッコミが入るでしょうが、
県内全小学校長が参集の県大会です。
東北大会の後に、県大会が開催する?
不思議ですが、勝ち抜きではないので。
また、何かを得て、帰ってきますね。

今回、笹原小K校長とのツーショットは
残念ながら、無し。
しかし、スペシャルゲストの登場!
塙小学校関係者の皆さん、
私の前の席の「御仁」、だ~れだ?

173校長室の独白(対話ツール)

「アートカード」って、ご存じですか?
著名な美術作品がプリントされたカード
それを使って、
図画工作科の授業で鑑賞学習を行います。

3年生が1学期に挑戦しました。
3学年主任のK先生は、
図画工作科指導に造詣が深いですから。
(「小教研」クイズの答え、ですね。)
学年での取り組みに活用しました。

 

 

 

 

 

 

 

この教材の利点は、
「対話する力」を身に付けること。
それも、楽しみながらできる。
「見る」→「考える」→「話す」
対話なので、
適宜、「聞く」も交えて、また話す。

ポイントは、
「好き」&「根拠」でしたね。
各学級のアプローチの違いが興味深い。

1組は、「カルタとり」バージョン
作品の似ている部分を見つけて、
それを説明しながら、重ねていく。
根拠を話せるのって、大事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2組は、「好き」の、どストレート!
自分で好きな作品を選び、
(選ぶにも、その根拠が必要です。)
好きをアピールする文章を整理する。
その後、意見交流したのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自然な流れで、
対象物(作品)に、主体的に関わる。
思考力も、豊かに鍛えられますね。

172校長室の独白(動く?)

「いじめ防止出前授業」の続き。
いじめ撲滅のために、動く。
ってなると、身構えるし、勇気もいる。

弁護士さん2名からの適切な助言は、
「周囲(の大人)に相談する。」だった。
もっと、簡単に言えば、
異変に気付いたら、
大人に話す。伝える。それが一番だ。
見て見ぬふりは、絶対にダメ!

いじめられている本人が、
SOSを出せないのかもしれないから。

弁護士さんからの話、
どこまで心に響いたかはわからない。
でも、
こういう表情、目で聴くことができた。
そこに期待したいな、私は。

171校長室の独白(ならぬことはならぬ)

専門家の話は、教育効果を生む。
今回も、「外的な教育資源」から
恩恵を受けた事例を紹介します。
(毎度の「時を戻そう」ネタ、です。)

「いじめ防止出前授業」
福島県弁護士会が展開する事業のひとつ。
白河地区所属の弁護士さん2名が来校し、
5年生対象に授業を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1組は、宮本雅司氏が受け持ちです。
子どもらの意見を効果的に取り上げます。
「いじめられる側にも、原因がある」
この考えに揺れ動いた子どもたちの頭を
見事に、打ち砕いてくれました。
この論理が成立すると、
いじめの連鎖は止められない・・・。
「いじめる側が、必ず悪い。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2組の授業者は、穗積 学氏です。
いじめは、人権どころか
最終的に命をも奪うおそれがある。
厳しい現実を子どもたちに提示します。
「心のコップ」の話が印象的でした。
相手のコップの「中身」はわからない。
(どの程度で、あふれてしまうのか。)
ましてや、自分のモノも把握できない。
そこに、いじめの危険性が潜んでいる。

 

 

 

 

 

 

いかなる理由があろうとも、
いじめは、絶対に許されない。
それを強化するきっかけとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

170校長室の独白(御開帳)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前稿の足で、6の1を訪問すると

そこには、
衝撃の風景が、広がっていたぁぁぁ!

 

 

 

 

 

 

 

 

「通知票、自由に見せ合ってる」

 

 

 

 

 

 

 

 

えっ、そうなんだ・・・。
これには、笑った。

 

 

 

 

 

 

 

 

こういう状況もあるので、
私達教職員は、
真剣に通知票を作成すべきなんです。
「愛のある観察力」をもとにした、
その子に合った「所見」を書く。
だから、コピペなんて、論外です。
「●●ちゃんと、同じだね~。」
「自分と似たようなこと、書いてある。」
一気に、興覚めですし、
信頼をなくしかねないですよ・・・。

 

 

 

 

 

 

 


おっとアツくなりすぎた。話を戻して。
それにしても、
6の1だけの独自の文化なのかな?
それとも、これが現代っ子ルール?
まっ、お互い了解済みなら、いいかぁ。

 

 

 

 

 

 


ただし、
「同調圧力」には屈しないことが大事
嫌なら嫌と、普通に拒否しようね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

注意喚起:
6年1組の保護者のみなさ~ん。
お子さんの通知票の内容、
他の友達、知ってますからね~!

 

「これが普通ですけど、何か?」
圧倒されましたよ(笑)

169校長室の独白(手法)

終業式が終わると、お待ちかねの
(別に、待っていないか・・・。)
各学級で「通知票」の配付です。

どんな風に渡しているのかな?

興味があったので、ふらりと訪問した。
グッドタイミングで渡していた3学級

4の2は、
「ささやき」バージョン
みんな、「聞き耳頭巾」状態か!(笑)

 

 

 

 

 

 

5の2の面接会場は、別室(廊下)
「お悩み相談室」、みたいだね。
こういう時は、相談のチャンス!

 

 

 

 

 

 

 

6の2は、「結果発表~」型
開いた瞬間の喜怒哀楽が味わえる?

 

 

 

 

 

 

職員が渡しているのを見るたびに
自分の場合を思い出して苦笑する。
「良い子はマネしないでね。」等の
テロップが入るレベルの手法なので。
ここでの公表は自主規制で控えます。

「あぁ~、アレね!」
担任最後の学級は、
現在、大学3年生(の学年)である。
もと担任した子らが、本稿を読んで
きっと笑ってる。

168校長室の独白(研究と修養)

 

 

 

 

 

標題は、教育公務員の義務であります。
言葉ふたつ、合わせて「研修」ですね。
夏休みに入り、週末に梅雨明けをした、
週の初めの月曜日、本日!
「先生たちも、学んでるんだぜぃ!」
的な、アピールネタでございます。

 

 

 

 

 

 

任意に所属する教育団体である、
「(福島県)小学校教育研究会」
通称、「小教研」です。
その、夏の研究協議会が各会場で実施!
東西しらかわ地区の教職員は各々、
自分の専門教科やら、
所属校での学校課題研究の教科やら、
または、自分が得意、好きな教科など、
なんとな~く、もいるか。
様々な理由?で、所属教科を決めます。

 

 

 

 

 

 

昨年度、道徳科研究部の責任者でした。
今年度は、本部役員を仰せつかったので
各会場を視察、「巡礼」でございます。
他教科の研修の様子を見るのは、
新鮮な感じがしましたね。

 

 

 

 

 

教職員の横のつながりを深めたり、
2学期の授業ネタを仕入れたり、
お悩み相談で解決したりと、
様々な恩恵があるんですよ。

保護者のみなさん、
本校職員の各先生方は、
どの教科に所属していると思います?
想像を膨らませていてくださいね。
2学期になって、
「先生、小教研はどの研究部?」
なんて尋ねたら、業界通ですよ(笑)

 

おまけ:
本校職員を発見したので激写!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけのおまけ:
教諭時代に勤務した学校に
うん十年ぶりに訪れた記念自撮り
(もう、しょうがないですな。)

167校長室の独白(餞別)

終業式の後、
1学期末で転出する子の紹介があった。
通例で、ひと言、挨拶するとのこと。

5年生のHRさん。
「みなさん、頑張ってください。」
冒頭、全校生へのエールから始まった。
みんなが頑張っていると思うと、
自分も頑張れる・・・。
そのような内容だった。

聞いていて、ぐっときた。

前日あたりに挨拶の件、伝えられたか?
学級で挨拶するのとは、レベルが違う。
気持ちの余裕もないところで、
300人を前にしたにもかかわらず、
しっかりと「自分の言葉」を発した。
大丈夫。その心意気と態度があれば
どこでも、立派にやっていけるよ。

HRさんの「今後」に、
幸、多かれと祈ります。
本稿は、私からの餞別です。