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150校長室の独白(帰還)
山形から戻ってまいりました。
週末実施の研究協議会だったので、
土日をはさむと
長期間、不在だった感覚になります。
週の始まり、月曜日。
本校の「日常」に触れると、
ほっと、ひと安心します。
1学期は、
本日も含めて、残り8日間です。
149校長室の独白(What are you doing?)
過日、突撃インタビューされました。
4年生に。国語科学習の一環で。
最初に来たのは4年1組
緊張してたのかなぁ。
お~い。遠いよ~。
手招きすると・・・近っ!
Q: 好きな給食のメニューは?
A: カレー
このひと言、至近距離のSYさんと
見事に、ハモリました。お仲間だね。
一方、
数日後に現れた4年2組突撃班は2つ。
印象的な質問は、
Q: どんな学校にしていきたいですか?
(おっ、管理職選考考査みたいだ。)
A: 塙小って、楽しいなと思える学校
また明日、来たいなと思える学校
カメラが一台しかないらしく、
交替して次の班が入室してきました。
Q: 毎日、何をしていますか?
(これって、究極の質問だ!)
「給食を食べている」とボケた後、
A: 楽しい授業かどうかチェック!
みんなの様子をHPや学校だよりで
紹介するために、見に行く。
両学級の新聞の仕上がり、期待します。
と、ここで緊急告知!
でも、ご覧のみなさま限定ですね~。
明日から、旅に出ます! 山形県へ。
「東北連合小学校長会研究協議会」の
参加選抜メンバーに「当確」のため。
6日(木)・7日(金)と不在です。
ですから、
最後のquestionに関して、
HPと学校だよりは「お休み」です。
「校長、倒れたんじゃないよ。」
と周囲につぶやいてくださいませ。
148校長室の独白(大切にしたいこと)
外部と連携した教育の推進に関しては、
「人権教育」もそのひとつ。
人権擁護委員の方々にお世話になります。
学校だよりでお知らせ済みですが、
ここでは補足をします。
校内での「立場」も増え始め、
交友範囲も広がりを見せる4年生を
学習の対象にお願いしています。
「人権とは何?」から始まって、
徐々に「いじめ」にフォーカスです。
いじめは、誰にでも起こり得る。
被害者も加害者も、です。
だから、学校は危機意識をもって、
いじめの撲滅に全力を注いでいます。
いじめ「0」が目標ではなく、
いじめの早期発見、早期対応です。
いじめの認知件数が多くとも、
その解決に毅然とした態度で臨む。
それを目指します。
子どもたちは、提示された具体場面から
自分ならどうする?
真剣に考えます。
そして、実践に努める・・・。
いじめは、どんな理由があろうとも
絶対に許さない。
NO!を示す。
その意識を全校に浸透させます。
最後に、ほのぼのネタを。
擁護委員の方が「人権って何?」
と全体に問う場面があって、
「人の顔をした・・・」
「人(面)犬」だと思っていた子あり。
(うっ、懐かしい・・・。)
その場で笑いをこらえました。
147校長室の独白(検証)
「時を戻そう」ネタ・・・です。
「授業参観」について考えます。
本校では、6月中旬に設定しました。
7月の上旬(ちょうど今頃)に
設定する学校もあります。
ただ、この時期は「通知表」作成事務と
重なることに、若干の課題があります。
(学校側のみの都合です。スミマセン。)
まぁ、どっちを選ぶか、なんですが。
「やはり、7月の様子、姿を見たい!」
そのようなご意見があるのであれば、
次年度の検討材料にします。
また、
1学期末の授業参観なので、
内容も工夫を凝らす傾向にあります。
親子参加型は、その典型ですね。
外部との連携にて学びを充実させている。
そこをご提示したいからです。
「道徳科」チョイスの学級もありました。
年一回は道徳を公開するというねらい。
ご家庭と連携した道徳教育推進ですから。
6年生は、情報モラルの講演会でしたね。
専門家の話を一緒に聴くことをとおして、
身近に潜む危険を理解していただく。
ただし、絵面はコレなんですよ(汗)
これもまた、
「授業の姿が見たい。」と思われます?
正直なところ、お聞かせくださいね。
いずれにせよ、
子どもたちは、お家の方に見てもらう。
そこに、大きな喜びを感じます。
幾分かの緊張感は伴いますが。
緊張が終了したオフショットを。
お蔵入りを回避しました(笑)
146校長室の独白(取り急ぎ)
1年生で「初」の研究授業が
学年の先陣を切って、
本日、1年2組で行われました。
詳細は・・・後ほど。
(他の記事も、滞ってますけど?)
放課後、教室でコレを発見!
明日の朝、
このメッセージを読んだ子どもらは、
うれしいでしょうねぇ。
想像したら、ニンマリしてきました。
本稿をご覧になっている、
1年2組の保護者のみなさん、
お子さんには、内密に願います(笑)
直に、新鮮な喜びは、明日ですから。
145校長室の独白(fun)
楽しそうだな!
教室に入った瞬間、
板書を見て、そう思いました。
2年2組の国語科の授業です。
スイミーが元気を取り戻していく様子を
みんなで共通理解したんだね。
板書は、子どもらの思考の「跡」です。
本時を行う前に、
その全貌を、完成版をイメージして
教師は授業を計画・立案します。
そして、授業本番で
子どもたちとつくっていきます。
スイミーも元気80%まで回復(笑)
共感した子どもたちは、
次の時間が待ち遠しいでしょうね。
自分の言葉で話したり、
板書を見て、ひとり振り返ったり、
もう一度、本文を味わったり、
お邪魔した時の良さが随所に。
聴く態度、ピカ一さんらをカシャ!
隣りの子が、集中!
前の席の子も振り返って
こっちも、
遠くから、目線を届ける。
いいね。
144校長室の独白(願い)
昨夜は、満月でした。
月を見ると、心が穏やかになりますね。
狼男さんは、違うでしょうけど。
さて、今週の金曜日は、七夕です。
季節の風物詩として、
関連する掲示等もちらほら、出てきます。
なかよし学級の廊下掲示板には、
願いごとを書いた短冊が出現しています。
ご覧の皆さんに紹介したいのは、コレ。
たくさん ともだちが できますように
願いごとを考える時って、
「●●がほしい」(物欲!)
「▲▲ができるように」(スキルup)
等を思い描くことが多いですよね。
それが、小学生の普通、でしょう。
ですが、
この1枚は、他と違っていました。
彼は、1年生。
その切なる想いが伝わってきて、
「そうなのか。そうだよな・・・。」
心、打たれました。
143校長室の独白(あの場所で)
「全国小学生陸上競技交流大会」
通称「日清カップ」の県大会に、
地区予選を突破した6名が参加しました。
地区予選の記事でもお伝えしましたが、
他者と競うスポーツをとおしての
様々な学びが、本大会でもありました。
今回は、その県レベルを味わったのです。
とりわけ、
置かれた「環境」の中で、
自分の心身を調整していく難しさ。
そこに苦労したかもしれません・・・。
競技場の施設に圧倒されたり、
(「電光掲示板」に驚きますから。)
過酷な暑さに疲弊したり。
(下からの照り返しもハンパなく!)
自己ベストを更新して、
「やればできる」と満足感を得た。
または、
失敗をして、ふさぎこんだり、
もう少しできたか? と悔んだり。
各自の結果の受け止め方は違いますが、
これまでの努力の価値は、
何ら変わることはありません。
「あの場所」に立った自分を称賛し、
自信を一層、深めてほしいです。
6年生は、この経験を
これからの生活にどう反映するか?
5年生は、来年に向けて
気持ちをどう高め、動いていくか?
当該6名の今後の動向を
期待を込めて、注視していきます。
142校長室の独白(再び「教育長さんをさがせ!」)
前稿まででお伝えしてきた訪問シリーズ
塙町教育委員会の秦公男教育長さんも
写真でご確認いただいていましたか?
なんで、いらっしゃる?
(素朴な質問ですよね。)
町立の学校訪問に際し、客人を迎える。
言わば、「ホスト役」だからですよ。
現場の校長より上の立場で、ということ。
ご理解いただけましたか。
皆さん、教育界の事情通になれますね。
ご一緒に授業参観もされますが・・・。
例のごとく、すぐに
「●ォーリーをさがせ!」状態(笑)
これですよ、これ。
教育長さんをネタにするなんて、
不届きな校長で申し訳ありません。
しかし、
訪問される機会が限られている中、
毎回、子どもらにクローズアップする、
密なコミュニケーションをされる。
とても、うれしいんです。
だから、
校長からの感謝の意を込めて、
フィーチャリングしちゃうんですよ。
https://hanawa.fcs.ed.jp/blogs/blog_entries/view/31/895a3c8c1b9b526a1a2618e4470ac491?frame_id=113
141校長室の独白(訪問なのに⑥:その他もろもろ)
2年生で見つけた、
「定規を正しく使って」ノートを書く。
3年生は、体育館でお楽しみ図画工作
だけど、全体で話を聴く時は、
しっかりと「待つ」
4年生の模範的な姿勢
両足ぺったんで、いい感じです。
よく見ると、定規使いもバッチリ!
ふ~。
以上、シリーズ6連発、閉幕です。
140校長室の独白(訪問なのに⑤:意外性)
なかよし学級の「しりとり」
意外な展開で、とても面白かったです。
驚いたのは、
子どもたちの「語い力」です。
後から担任に話を伺うと、
一度、友達が言った言葉は覚えていて
しばらくして、自分も使うとのこと。
意欲的に言葉を増やしている。
しっかりと鍛えられています。
「クラッカー」や「マカロニ」など、
言葉選びの視点がユニークです。
印象に残った場面を2つ。
その1:
「に」・・・・「に、に、に・・・」
「にんじん」
その場で担任が、「言うと思った。」と
ツッコミを入れると、
即座に、「ニンニク」言い直した。
すごい。
その2:
「口(くち)」
「ち」「ち、ち、ち・・・」
「血だらけ」
ホラーです(笑)
139校長室の独白(訪問なのに④:評価)
6年1組は、書写でした。
試筆した作品を並べて、
書き方のポイントに従いながら、
評価し合う。
「どれが、お気に入り?」
「上手だなと思う作品はどれ?」
選ぶ・・・。
ある男児が、根拠を示してチョイス。
いいトコ、褒めてる(笑)
これは、誰の作品ですか?
「(はい)私の・・・です。」
照れるよね~。
でも、この親和的な雰囲気がgood
138校長室の独白(訪問なのに③:こだわり)
5年1組の算数科
「自分で描いた」三角形の内角の和
それを調べるのが本時のミッション
教室前方から入室した目の前の子が
三角形を何回も描いては消している。
自分の気に入った、
または、調べてみたい形が決まらない。
いいね、そういうこだわり。
私は、好きだな。
やっと、決まって、分度器の登場。
3つの角を測って足したら・・・。
195°になっちゃった!
頭では180°と理解してるのに。
焦る・・・。
「誤差が大きい。」「どうして、なの?」
つぶやく、つぶやく。
先生が、近くの人と・・・。
と全体に指示を出したとたん、
勢いよく、席を立った!
気持ちが前に出てる。
いい学びをしたと思いますよ、彼女は。
137校長室の独白(訪問なのに②:思考・判断)
3年2組が体育科で学習していた競技
正式名称がわかりました。(今頃!)
「プレルボール」
試しのゲームをやった後に、
全員で集まって話し合います。
体育科の授業って、ずっと動いてる?
そんなイメージが強いですか?
学習ですから、
気付きをもとに、考える場面があります。
今回は、
「たくさん点が取れる作戦は?」です。
手が挙がってますよね~。
ブログNo.122で紹介した
「喜びの小ジャンプ」の彼も
数人の中のひとり。
自信をもって手を挙げてますよね。
https://hanawa.fcs.ed.jp/blogs/blog_entries/view/31/f33c3c2050aec62c7fd94d108bdf54ec?frame_id=113
136校長室の独白(訪問なのに①:社会情勢を読む)
「訪問なのに」シリーズは、
訪問なのに、「いつもどおり」だったり、
「思わず笑った」や「おっ、やるね」等
私の心が動かされたりしたモノ。
それらを単発で発信します。
2年2組の国語科では、
物語「スイミー」の読解です。
本文中に、
「ミサイルみたいに」の表現がある。
すると、誰かが
戦争中の某大国のことをつぶやく。
テレビ等の情報からでしょうが、
世界情勢にも敏感な2年生だなと。
日常生活と教室での学びを
関連付けている証拠でもある。
みんなで動作化をしながら、
その恐ろしさを想像していました。
135校長室の独白(メンテナンス)
「お客さんがいっぱい来る(らしい)」
「●●訪問」と称されるモノに対する
子どもらの感覚は、そんな感じです。
県南教育事務所長さんをお迎えしての
「所長訪問」と、数年に一度ビンゴ!の
「計画訪問」をタイアップで行いました。
所長さんへの「顔見世」は毎年ですが、
後者は、県南教育事務所指導主事や、
専門教科に造詣の深い指導委員らによる
授業への直接指導となります。
定期点検、のようなイメージです。
学校経営の改善及び充実がねらいです。
子どもたちは、至って「普通」
緊張してるのは、
校長と先生方だけです・・・(汗)
全体の雰囲気や学びに向かう姿勢など、
ご覧いただいた子どもたちの姿には、
お褒めの言葉をいただきました。
ありがたいことです。
教職員の授業への取り組みは前向きで、
丁寧に取り組んでいるとのこと。
その一方、課題もご指摘ありですので、
組織でその改善に取り組みます。
課題内容は、当然、ヒミツです(笑)
子どもたちの「通常モード」です。
概要を伝える写真からご想像ください。
本稿発信後に、
いくつかトピックを連打しますから。
題して、「訪問なのに」シリーズです。
134校長室の独白(笑顔のわけ)
運営委員会が企画した「七夕集会」は、
七夕に関連する「〇×クイズ」でした。
当たっても、外れても、盛り上がる(笑)
児童会総会の要項に記載された
運営委員会のめあてには、
「みんなが楽しめる学校にする」という
キーワードがあった。
まさに、そのとおり。
いい仕事、したねぇ。
短冊の色は、「5色」が基本だとか、
飲料「カ●ピス」が七夕と関連してたとか
私も、雑学の勉強になりましたよ。
子どもだけじゃなく、
先生もノリノリ。ねぇ、M先生?
運営委員会のメンバーも
「おもてなし」の役割を楽しんでました。
自分のことのように喜んじゃうんだね。
6年生IKさん、
笑顔「大賞」は、あなたです!
133校長室の独白(13番の男)
児童会の運営委員会主催による
「七夕集会」が開催されました。
その開始前のお話・・・です。
会場の体育館に全校生が集合します。
集合単位は、「縦割り班」(1~6年)
班長を務める6年生が先に行って、
班員たちをお出迎え、となりました。
班長は、班の番号を掲げています。
各学級ごとにやって来ますので、
時間がかかりますよね。
ここからは、ちょっとマニアック。
タイムラグがあるので、手も疲れます。
途中で、番号を下ろすこともある。
それが、普通です。
それをダメとは申しません。
誤解のないようにお願いしますね。
中には、団扇のようにペラペラと。
(まぁ、これはNGですけどね。)
驚いたのが、「13番」
私が気付いてから、ずっと掲げてる。
疲れてきたら、片方の手で補助!
大したもんだなと・・・。
彼が立派なのは、目で人数を数え、
全員が揃った時点で、下げたんです。
両隣も、刺激を受けますね。
高く、掲げるようになった!
彼の心意気、決意、いや根性か(笑)
に、拍手を送りたいんです。
(会の終了後、本人には伝えましたが。)
132校長室の独白(ご相伴)
「給食試食会」の開催にあたり、
20名を超える方々がご来校されました。
給食センター栄養技師からの講話の後、
各教室にて子どもらと一緒に会食です。
この種の教育活動が実施可能となり
妙な、安堵感を覚えます・・・。
ポスト(では、まだないかも?ですが)
ポストコロナにより、
通常モードになりつつあることを
実感させられました。うれしいですね。
お越しいただいたご家庭の方々、
楽しんでいただけたでしょうか?
私が注目したのは、子どもらの方。
隣りにお家の方がいると・・・。
Aタイプ: 緊張してのどが通らない?
Bタイプ: いつも以上に張り切る!
それも、周囲が驚くほど(笑)
いずれにせよ、
和やかな雰囲気で微笑ましいんです。
131校長室の独白(少数派)
5年2組の「道徳」
あなたは、どの意見に近い?
A or B、 または中立
「決められない」も可
自分の「ネームプレート」を使って
意思表示する。
「心が動く」場があると、
授業は活性化しますね。
少数派の意見の子が指名された。
自分の考えを堂々と述べている。
立派です。
こうでなきゃダメ! というような
「正解」はないのだから、
自信をもっていいわけだ。
ただし、
様々な「価値観」が出てきた時に、
他者から学ぶ姿勢はもっていたいね。
まずは、受け入れる。
そして、自分の意見と比較しながら
考える・・・。
思考の幅を広げるチャンスだから。